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暗号資産取引所システムの開発などを手掛ける「CXRエンジニアリング」が資金調達

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2022年9月26日、CXRエンジニアリング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、将棋AI開発で培ったAIテクノロジーをもとにAI事業を展開するHEROZ株式会社です。

CXRエンジニアリングは、暗号資産取引所システム、FX取引所システム、ネット証券取引所システムの開発・運用や、ブロックチェーン技術を活用したトークン発行・運用サービス、分散型ファイル共有システム(IPFS)事業などを展開しています。

HEROZが保有するAI技術や開発ノウハウと、CXRエンジニアリングの暗号資産取引所システム・マッチングエンジンなどのファイナンシャルテクノロジーをかけ合わせ、2社共同によるアルゴリズムを開発します。

初期リリースでは、業界のプロフェッショナル向けに提供を開始し、その後一般消費者向けにも提供する計画です。

世界初となる暗号資産(仮想通貨)であるビットコインに関する論文が提出されたのが2008年10月のことで、その3か月後である2009年1月にビットコインのソフトウェアが公開され、その後まもなく初めての取引が行われました。

暗号資産は円やドルなどの法定通貨における中央銀行などの管理者(発行体)が存在せず、国や銀行などを介することなく流通・取引を行えるという特徴があります。

また暗号資産の基盤技術であるブロックチェーンについても特定の管理者を必要とせず、世界中のコンピューターを相互につなぐP2Pを利用しているため、通常のWebサービスでは必要となるサーバーの管理・維持がなくなり、システムやサービスの運営にコストがかからないことを特徴としています。

そのため暗号資産での決済時の手数料は極めて安く、海外との取引も即時行われ、為替手数料などもかかりません。

一方で暗号資産は価格の変動率が大きい(ボラリティが高い)ため、日常的な決済手段として使いにくいものとなってしまっています。

現在はもっぱらトレーディングの対象となっており、そのための暗号資産取引所がいくつも運営されています。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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