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電気運搬船や大型蓄電池を開発する「パワーエックス」が9.2億円調達

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2022年8月3日、株式会社パワーエックスは、総額9億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

パワーエックスは、大型蓄電池の製造・販売や、電気運搬船「Power Ark」の開発を展開しています。

「Power Ark」は、沖合にある洋上風力発電所でつくられた電力を船で陸に運ぶ電気運搬船です。2025年に1号艇の完成を予定しています。

大型蓄電池事業では、岡山県玉野市に日本最大級の蓄電池組立工場「Power Base」を建設することを予定しています。

「Power Base」は、2023年からテスト生産を、2024年春からEV急速充電器や定置用蓄電池などの出荷を開始する予定です。

今回の資金は、容量、高性能、低コストの大型蓄電池の製造販売とサービス提供の本格的な推進などに充当します。

SDGsの推進などにより、世界的にクリーンなエネルギーである再生可能エネルギーへのシフトが進んでいます。

再生可能エネルギーには、太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱などさまざまなものがありますが、国際的に主流となっているのは太陽光と風力発電です。

国内では、大規模な太陽光発電設備を設置できるような平坦で広大な土地が少ないこと、欧州と比べて風が弱く安定的でないことから風力発電の効率が悪いなどを理由に再生可能エネルギーの導入が遅れていました。

しかし近年は、太陽光発電・風力発電技術の向上によって発電効率が向上したこと、多数の原発が停止し電力不足に陥っていることから、国内においても再生可能エネルギーが大きく推進されています。

一方で、太陽光発電と風力発電の大幅な普及のためには、発電量が一定でないという課題を解決するため、電力を溜めておく定置用蓄電池が必要となります。

しかし、この蓄電池はコストが高く、太陽光発電を採用する際に蓄電池を導入しない場合よりも蓄電池を導入したほうが経済的にメリットがある状態であるストレージパリティを達成している国産の蓄電池システムはいまだ存在していません。

パワーエックスは、大規模の蓄電池製造工場を建設し、高性能で価格的に競争力のある国産蓄電池の製造に取り組み、日本市場平均価格の1/3までコストを引き下げ、ストレージパリティを達成する国産蓄電池を提供することを目指しています。

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カテゴリ 有望企業
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