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2022年7月21日SaaS型データ分析AIツールを提供する「datagusto」が1.9億円調達

2022年7月20日、株式会社datagustoは、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
SaaS型データ分析AIツール「datagusto」を開発・提供しています。
必要なデータでアップロードするだけでAIモデルを作成し、次につながる最適な行動を発見する独自のデータ分析機能を搭載しています。
またこの処理はレシピとして保存され、行った分析をより簡単に再現したり共有することを可能としています。
2022年7月現在、以下のレシピを準備・開発しています。
・最適な架電時間のレコメンド
・受注確度の予測
・アップセル施策のレコメンド
・コンバージョンにつながる見込み客・商談の予測
・オンラインマーケ施策への反応率の予測(DMなど)
・離脱予測
・最適な商材・提案内容のレコメンド
・販売個数の予測
・CM施策効果の予測とレコメンド
・適正価格のレコメンド
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データ分析は、マーケティング・営業・業務効率化・新商品開発など、ビジネスにおけるさまざまなシーンで重要となる業務です。
近年はクラウドサービスやIoTの普及もあり、詳細かつ高品質なデータを取得できる環境になっており、このデータを活用した意思決定の重要性が高まっています。
それぞれのクラウドサービスやプラットフォームには、取得したデータを分析するための機能やレポート機能が備わっていることが多いのですが、ツール・サービスを跨いだデータ分析では、高度な専門知識や膨大な時間が必要です。
データサイエンティストといった高い需要のある専門家は獲得競争が激しく、多くの企業はこういった専門的な人材を活用できない状況にあります。
そこで、簡単かつ便利に横断的なデータ分析ができるツールのニーズが高まっているのです。
その中でも「datagusto」は、利用者自身がデータ分析用のオリジナルAIを簡単に作成できる機能により、汎用的なデータ分析を実現していることを特徴としています。
データドリブンな経営を実現するためには、自社に最適なクラウドサービス・ツールを選定して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューし、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI datagusto SaaS ツール データ データ分析 便席 株式会社 資金調達 |
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