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「いわかぜキャピタル」がキャンプ用品の企画・販売を展開する「WAQ」に出資

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2022年6月30日、いわかぜキャピタル株式会社は、WAQ株式会社に投資を実行したことを発表しました。

WAQは、キャンプ用品の企画・販売を行っています。

2017年に創業した新しいアウトドアブランドですが、高品質かつコストパフォーマンスの良いプロダクトで人気を集めています。

今後各ユーザーに対し、WAQ商品を通じて自然と触れ合う喜びや持続可能な地球環境の重要さを理解してもらうこと、サーキュラーエコノミー(地球に優しい循環型経済)や、3R(Reduce、Reuse、Recycle)の考えを商品開発に組み込むことを推進していきます。

新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年の国内アウトドア市場の市場規模は若干の縮小を見せました。

とはいえ、ソロキャンプの流行やキャンプを楽しむ層の多様化などもあり、キャンプ市場は今後の堅調な伸びが予想されています。

アウトドア用品市場は大きく拡大しており、たとえば有名な国内アウトドアメーカーであるスノーピークの売上高は2013年から急激に伸び、2021年には223億円を記録しています。

必要な道具を揃えそれを利用することはキャンプの楽しみのひとつでもあります。そのため同じ種類のキャンプ用品であっても別ブランドのものを購入するキャンプ愛好家も数多くいます。

一方で、キャンプ用品は高価なものが多いため、比較検討して安価なものが選ばれる傾向にあります。また、ECモールやSNSではすぐに商品の使用感や評判を知れるため、安価でありながら高品質な商品は口コミで広がっていくことになります。

WAQは2017年創業と新しいブランドではありますが、プロダクトの作り込みとコストパフォーマンスからECモールやブログなどで高い評価を獲得しています。まだ商品数は多くありませんが、今回の出資を受けて今後どのように成長していくのか注目が必要です。

SDGsの推進や新型コロナなどの環境の変化により、消費者のニーズも大きく変化しています。そのため、市場を分析することの重要性がさらに高まっています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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