注目のスタートアップ

BtoB受発注システム「CO-NECT」運営の「CO-NECT」が3.7億円調達

company

2022年6月20日、CO-NECT株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

CO-NECTは、BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営しています。

FAXや電話などのアナログな受発注業務を簡単にデジタル化する受発注システムです。

発注側は、スマートフォンやPCから数クリック/タップで発注でき、受注側もインターネットがつながる場所であればどこでも注文を受けられます。

また、受注側が「CO-NECT」を導入していなくても、FAXやメールに変換して自動で発注書を送信するため、発注業務をデジタルに一元化できます。

今後、受発注システムとしての拡張や、他システムとの連携を推進していく予定です。

多くの中小企業ではFAXや電話を用いて企業間(BtoB)の受発注が行われています。

こういったアナログな受発注業務では、FAXで受け取った見積書・発注書の仕分けや、情報の転記などさまざまな業務が発生するため、大きな負担が発生しています。

またヒューマンエラーによるトラブルや損失の発生が避けられません。

そのため受発注業務はデジタル化のニーズが高い領域なのですが、中小企業においてはあまりデジタル化が進んでいませんでした。

というのも、受発注のデジタル化では、受注側・発注側の双方が同じシステムを導入しなくてはいけないため、主要な取引先がデジタル化に乗り気ではなかったり、デジタル化によって本当に効率化が実現できるのかがわからないため、取引先に提案することが難しいのです。

「CO-NECT」は、受注側が「CO-NECT」を導入していない場合はFAX・メールに変換して発注書を送ることでこの課題を解決しています。

効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CO-NECT アナログ システム デジタル化 受注 受発注 株式会社 発注 自動 資金調達 電話
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

睡眠テック事業を展開する「ACCELStars」が10.9億円調達
2024年11月29日、株式会社ACCELStarsは、総額10億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は16.8億円となりました。 ACCELStar…
法⼈向けコンプライアンスデータベース提供の「KYCコンサルティング」が資金調達
2022年4月26日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 コンプライアンスチェックツール「Risk Analyze(リスクアナライズ)」と、⾼機能リスク情報検索シ…
不動産領域の資産運用・管理プラットフォーム提供の「WealthPark」が9億円調達
2020年8月5日、WealthPark株式会社は、総額9億700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 保有不動産の管理・運用をサポートし保有不動産の価値の最大化を支援するアプリ「Wealth…
貢献報酬をブロックチェーンで可視化・価値化し経済文化活動の効率性を向上させる「Questry Protocol」を活用したコンサルティング・開発支援を手がける「クエストリー」が「ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス」と資本業務提携
2023年5月26日、株式会社クエストリーは、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 クエストリーは、貢献報酬をブロックチェーンで…
有翼式再使用型ロケットを開発する「SPACE WALKER」が「JAXA」から資金調達
2023年4月20日、株式会社SPACE WALKERは、2023年4月に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から資金調達を実施したことを発表しました。 2022年4月に実施されたJAXA…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集