創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月17日テイクアウト特化のDXツール「テイクイーツ」を提供する「ランプ」が1億円調達
2022年5月17日、株式会社ランプは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
ランプは、テイクアウトに特化したモバイルオーダープラットフォーム「テイクイーツ」を提供しています。
自由にカスタマイズできるテイクアウト専用の注文サイトを初期費用・月額費用無料で開設でき、最短即日でネットからの事前予約・決済の受付をスタートできるサービスです。
自社スタッフによるデリバリーのクラウドでの管理や、商品管理、注文管理、店舗管理、マーケティングといった、テイクアウト事業を展開するにあたって必要な機能も搭載しています。
料金は、初期費用・月額費用無料で、注文合計金額に対し、サービス手数料8%+カード決済手数料3.6%となっています。
今回の資金は、「テイクイーツ」の新機能追加、バージョンアップ、人材採用などに充当します。
—
デリバリーやテイクアウトは、コロナ以前から実施している飲食店はありましたが、新型コロナの流行後に取り組む店舗が一気に増加しました。
デリバリーについてはウーバーイーツや出前館などのフードデリバリーサービスが普及しているため、これに登録することで比較的手軽に参入できるようになりました。
一方でデリバリーの場合は配達員に対する報酬も商品の料金に上乗せされるため、割高な価格になってしまう傾向にあります。
テイクアウトであれば店で出すのとほぼ同じ価格で提供できるため、顧客も購入にあたって金銭的・心理的なハードルがないというメリットがあります。
また、店で注文を受け、決済と商品の受け渡しをするのであれば、既存のオペレーションを少し変更するだけでテイクアウトに対応することもできるでしょう。
しかし、注文から提供まで時間がかかる商品の場合、オンライン予約・決済に対応したほうが利便性は良いでしょう。
こういった場合に活用できるのがテイクアウト向けのサービスです。
メニューの表示・予約・決済といったシンプルな機能を提供するものから、マーケティングといった高度な機能を提供するものがあるため、店舗によって適切なサービスを選ぶことが重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、Webを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。デリバリーやテイクアウトに取り組む飲食店の役に立つはずです。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | DX オーダー サイト テイクアウト テイクイーツ プラットフォーム モバイル ランプ 株式会社 注文 資金調達 飲食 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年9月11日、ユナイテッド・イミュニティ株式会社は、第三者割当増資と助成金による合計11億円相当の資金調達を実施したことを発表しました。 ユナイテッド・イミュニティは、マクロファージと樹状細胞…
2023年9月11日、株式会社Secualは、アジリティー・アセット・アドバイザーズ株式会社と資本業務提携を行ったことを発表しました。 Secualは、個人向けホームセキュリティサービス「Secual…
株式会社Synamonは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社でもある、AI翻訳の株式会社ロゼッタとは資本業務提携も実施し、グローバル・ユビキタスなオフ…
2021年4月19日、株式会社ワープスペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 小型光中継衛星による衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」を開発し…
2023年4月19日、株式会社hacomonoは、総額38億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 hacomonoは、オールインワン基幹システム「hacomono」を提供しています。…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…