「ラディウス・ファイブ」がポートレートや遺影など人物写真を高画質化するAI「Face Refiner」をリリース

tips

2022年3月17日、株式会社ラディウス・ファイブは、「Face Refiner(フェイス リファイナー)」をリリースしたことを発表しました。

「Face Refiner」は、人物写真をAIによって高画質化するサービスです。

人物の顔に限定した処理と画像全体を対象にした処理の両方を適用することで、人物写真を約1分で高画像化します。

また、AIを利用して画像処理を行ったあと、保存をしたタイミングで課金(もしくはサブスクプランにおけるポイントの消費)されるため、望んだ結果が得られていないのに料金を支払わなければならないということがありません。

ラディウス・ファイブはほかに、高画質化AI「Photo Refiner」や、イラストメーカーAI「彩ちゃん+」、写真動画化AI「Moving Photo Maker」など、画像領域における様々なAIプロダクトを提供しています。

デジタルの画像は拡大していくと四角形(ピクセル)の集まりだということがわかります。解像度が悪いものはこのピクセルの密度が低いため、曲線などが階段状にギザギザに表現されることになります。

高画質の画像が欲しい場合、画像の元データがあれば高画質で書き出せばいいだけなのですが、アナログの写真をスキャンした画像などその解像度のデータしか手元にない場合は、高画質化するための編集が必要となります。また、撮影した写真にピンぼけやノイズがある場合も編集が必要となり、これまでは専門的なスキルを持った人が専用のソフトウェアを使って作業を行っていました。

しかし、AI技術はこの画像の高画質化・ノイズ低減などの領域で大きな変革をもたらしました。画像を読み込ませるだけでAIアルゴリズムによって高画質化・ノイズ低減などを行えるようになったのです。もちろん現状の技術では人の手による高画質化やノイズ低減のほうがクオリティは高いのですが、AIは安く・早くできるため、様々なシーンで利用されています。

AIはプロダクトでの活用だけでなく、業務効率化においても活用されています。AIを活用したツールは生産性を飛躍的に向上させる可能性がありますので、積極的に導入を考えましょう。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ AI Face Refiner フェイス リファイナー ポートレイト ラディウス・ファイブ 人物 処理 株式会社 画像 高画質化
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

議事録作成効率化SaaS「One Minutes」提供の「quintet」が3,000万円調達
2021年9月30日、quintet株式会社は、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 議事録作成効率化SaaS「One Minutes」を提供しています。 議事録の作成や共同編…
自動配送ロボットを開発する「LOMBY」が2.7億円調達
2024年10月1日、LOMBY株式会社は、総額2億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LOMBYは、自動配送ロボット「LOMBY(ロンビー)」を開発しています。 屋外のラストマイル…
情報共有を加速する重症患者管理システム「iBSEN」開発の「CROSS SYNC」が1.5億円調達
2021年3月8日、株式会社CROSS SYNCは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場における経験や専門知識に依存しない情報共有を加速する重症患者管理システム「…
D2Cコンタクトブランド「OvE」など展開の「BSMO」がフィリピンの農業系大手「AgriNurture」と農産品の輸出入などで業務提携
2021年11月11日、株式会社BSMOは、AgriNurture, Inc.(本社:フィリピン・マニラ)と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 今回の提携は、輸出入等中心とした包括的な事業の…
「TWIN PLANET」が個人に寄り添い活動をサポートするタレント向けサービス「BPS(ビジネスパーソナルサービス)」を開設
2020年5月29日、株式会社TWIN PLANETは、「BPS(ビジネスパーソナルサービス)」を開設したことを発表しました。 「BPS」は、芸能人、歌手、スポーツ選手、文化人などを対象に、所属事務所…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集