創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年2月10日医療相談アプリ「LEBER」運営の「リーバー」が資金調達
2022年2月10日、株式会社リーバーは、資金調達を実施したことを発表しました。
医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」を運営しています。
24時間365日スマートフォンから医師に相談できるサービスです。
チャットボットで症状や悩みを入力することで、登録医師がすきま時間に確認し症状に合わせたアドバイスを行います。
また、近くの医療機関・ドラッグストアの紹介や、市販薬のアドバイスも行い、ユーザーの適切な行動を支援しています。
2022年2月現在、300名以上の医師が登録しています。
今回の資金は、「LEBER」の提供体制の強化や、感染症の発生状況を調査・集計し感染症の蔓延と予防を行う「感染症AIサーベイランス」の開発、人材採用に充当されます。
コロナ以前から仕事で忙しい人などを中心に、病院に行く時間がないといった声がありました。
病院に行けないため体調が悪くなった場合、インターネットで調べた情報をもとに市販薬などを服用するといった人も多くいたでしょう。
今般のコロナ禍によってオンラインによる医療サービス提供のニーズが高まり、ようやくオンライン医療/診療サービスが普及しはじめています。
また、診療未満の医療や健康相談サービスのニーズも相当数あります。こちらは正式には“遠隔健康医療相談”と呼ばれており、厚生労働省によってガイドラインが制定されたことも受け、気軽に利用できるサービスがいくつも提供されています。
「LEBER」も遠隔健康医療相談のひとつであり、チャットボットにより24時間365日相談を受け付けていることを特徴としています。
インターネット検索によって様々な情報を手に入れることはできますが、医療情報は真偽が確かでないことも多いため、医師による正しいアドバイスがもらえる遠隔健康医療相談は、これからさらに普及していくと考えられます。
心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI LEBER アドバイス チャットボット リーバー 医師 医療 医療機関 医療相談 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年2月18日、シルタス株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 キャッシュレス決済連動型の栄養管理アプリ「SIRU+(シルタス)」を運営しています。 キャッシュレス決済…
2022年3月30日、株式会社ABCash Technologiesは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ABCash Technologiesは、個人向けのお金のパーソナルトレ…
2019年9月2日、株式会社Blue Planet-worksは、総額23億円の資金調達を実施したことを発表しました。 コンピューター・ウイルスが侵入されても発症しない独自技術を活用した「AppGua…
2021年5月7日、InstaChord株式会社は、2021年5月14日から16日までの3日間、「インスタコード」を体験できるショールームを、JR秋葉原駅高架下の商業エリア「SEEKBASE」にオープ…
2021年2月1日、株式会社Vitalogue Healthは、資金調達を実施したことを発表しました。 自宅でできる郵送のホルモン検査サービス「canvas(キャンバス)」を開発しています。 専用キッ…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…