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2021年12月23日株式会社nafuda 山根裕輔|安心電話アプリの事業展開が注目の企業
安心電話アプリの事業展開で注目なのが、山根裕輔さんが2021年5月に創業した株式会社nafudaです。
インターネットが普及し、各自が1~2台の携帯電話やスマートフォンを持つようになり、社会のスマート化がますます進んでいます。
それと同時に今社会問題になっているのが特殊詐欺の増加です。
警察庁によると、詐欺被害は2020年1年間だけで全国13550件発生しており、被害総額は285億円強に上っています。
最近では企業も固定電話からIPフォンに切り替えたり、各社員に社用携帯電話を持たせたりしているため、同じ企業からの電話でも複数の違った番号からかかってくるということも稀ではありません。
ひょっとしたら自分にとって大事な要件の電話なのかもしれない、と思って電話に出てみたら実は詐欺だった、というケースもあります。
電話がかかってきた時、誰からのコールなのかが分かればだいたいの用件も予想でき、安心して呼応することが出来ますが、自分の携帯電話やスマートフォンの電話帳に登録がない相手からかかってきた場合、それを確認することが出来ません。
だからと言ってかかってきた電話を無視することも出来ないでしょうし、電話を掛けた側も大切な用事があってかけているのに、なかなか電話に出てくれないのでは困ってしまいます。
こうしたお互いの『困った』を解消してくれる新しい電話アプリサービスに、今注目が集まっています。
株式会社nafudaの安心電話アプリ事業の特徴は、従来あったような着信ブロックといった受け手側のシステム開発ではなく、電話を掛ける側に注目し、APIを完全OPEN化、電話をかける側が正しい名前を相手に表示できるよう工夫されているアプリケーションという点です。
株式会社nafudaの山根裕輔さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
知らない番号からの着信でも、誰からの着信かわかる電話アプリです。
nafudaアプリはAPIをオープン化しているため、他社の既存アプリに機能を付加することも可能です。
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
電話を利用するすべての方に対応していますが、これからスマートシティ化する中で高齢者の方やスマホの扱いに不安な方に特にご利用いただきたいです。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
電話を受ける側にとっては「着信時のストレスを軽減する&特殊詐欺の防止」です。電話をかける側にとっては、「電話応答率の向上、仕事の生産性向上」です。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
最も大変だったのはアプリ開発です。いまやスマホアプリは無数に存在し、100点以上のクオリティを求められるのが当たり前です。私たちも当初は自社アプリの普及を考えて開発を行いましたが、現在はあえてこの戦いには挑まず、自社アプリの機能をオープン化し、あらゆるアプリに機能付加できる形としました。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
私たちの目指すのは「電話に不安のない社会を作ること」です。電話は非常に便利なコミュニケーションツールですが、いまではその安全性や信頼が落ちています。我々はこのnafudaサービス(自社アプリではなく、機能をオープン化する)を普及させることで、より良い社会を作りたいと考えています。
・今の課題はなんですか?
電話をかける側の開拓、弊社APIを利用いただけるアプリ企業の開拓、資金調達です。
・読者にメッセージをお願いします。
私たちはすべての人が安心して電話を使える社会を作ります。ぜひ一度ご利用ください。
会社名 | 株式会社nafuda |
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代表者名 | 山根裕輔 |
創業年 | 2021年5月 |
事業内容 | アプリ開発 |
サービス名 | 安心電話アプリnafuda API |
従業員数 | 3名 |
資本金 | 300,000円 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区本町橋6-19 本町第二今岡ビル9階 |
代表者プロフィール | 2010年株式会社船井総合研究所に新卒入社。 2015年に新電力会社 滋賀電力株式会社を社員1人、資本金30万円で創業。 2016年4月電力小売完全自由化に合わせて事業開始。 2018年秋に企業価値を向上させて全株式を譲渡。M&A経験者。常におもしろいことを探し続け、次の勝負は社会問題を解決するためのビジネスと決めている。 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | nafuda アプリ開発 コミュニケーション スマートシティ 山根裕輔 電話 |
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