「やるなら好きなことを」で始めた飲食店の開業

創業手帳
※このインタビュー内容は2015年06月に行われた取材時点のものです。

飲食店総合コンサルティング会社「コロンブスのたまご」の開業コンサル事例

(2015/06/08更新)

飲食店総合コンサルティングを行う「コロンブスのたまご」と開業の相談をし、約1年前に始めた「釜焼鳥本舗おやひなや 相模原駅前店」。
開業するにあたり、「コロンブスのたまご」にどんなことを相談し、今に至るのかを「釜焼鳥本舗おやひなや 相模原駅前店」オーナーの松永敬太郎氏に伺いました。

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松永 敬太郎(まつなが けいたろう)
10年程前に株式会社M&Kを設立し、コンビニの経営を始める。
コンビニを数店舗運営を経験し、2014年7月から飲食店を開業。
現在は居酒屋である「釜焼鳥本舗おやひなや 相模原駅前店」とコンビニの経営を行う。

好きなことを商売にと決意

ー飲食店を経営することにしたきっかけを教えてください。

松永:座間でミニストップを運営していたのですけれども、1年ちょっと前にそれをやめました。次に何をやろうか考えたところ、飲食店というのが浮かびました。

それまで飲食店の経営は考えたこともありませんでしたが、若い頃から居酒屋とか飲食店の雰囲気が好きだったので、「やるなら好きなことをやったほうがいい」と思い決断しました。

その時Webで調べて、飲食店のコンサルティングをしている「コロンブスのたまご」さんを知り、未経験という状況や希望を考慮し、「釜焼鳥本舗おやひなや」というブランドをご紹介いただきました。

私は鶏の骨付肉が好きだったもので、「これがいい!」と直感したんです。

そうした経緯で「釜焼鳥本舗おやひなや」での開業を進めていきました。

ー「コロンブスのたまご」さんに出会う前は、どんなことを悩んでいたのですか?

松永:飲食店とはいっても、具体的に何をやったらうまくいくかと考えて悩んでいました。

ただ、一人で一から事業を始めるのは無理があり、業界や世間をよく分かっている人と一緒にやったほうがいいのではないかと感じていました。

そんな折に、「釜焼鳥本舗おやひなや」の事業と出会いました。

実際に「コロンブスのたまご」さんの案内で西新宿にある、おやひなやの店舗に行って食べてみて、「これはおいしい、やってみよう」ということになったんです。

店舗探しから従業員教育までサポート

ーなぜコロンブスのたまごさんに依頼したのですか?また、依頼してどんなことをやってもらったのですか?

松永:依頼した決定打は、担当の方の人柄ですが、やっぱりその背景には開業のコンサルティングを多く手掛けている会社の実績と支援力が伝わってきたからだと思います。

話をして、この方なら信頼できると思いましたし、この方を含むコロンブスのたまごさんが支援してくれるのであれば安心できると思いました。

「コロンブスのたまご」さん以外に話を持ちかけたところはありませんでした。依頼してから店舗探しが始まりました。

「コロンブスのたまご」さんには、店舗探しや商圏についても全部調べてもらい、親切にやっていただきました。

もちろん店舗についてなどは自分でも探しましたが、私が見つけた物件を詳細に調べてくれて、「そこはやめたほうがいい」とアドバイスもいただき、非常に助かりました。

ですから出店場所はなかなかいいところが見つかりませんでした。

同時に「他の飲み屋も調査のために行ったほうがいい」と助言をいただいて、目に付いたお店に飲みに行ったりもしました。

そうしているうちに、今の場所を「コロンブスのたまご」さんが見付けてくれました。

一昨年から探し始めて、ようやく去年の4月に見つけて準備を整え、2014年7月にオープンしました。

実は自宅から車で一本の道なんです。なにかあった時にすぐに駆けつけられる場所を見つけていただきました。

開店前は、店舗で使う機械類や備品の発注も「コロンブスのたまご」さんにやっていただきましたし、従業員の教育までやっていただきました。

また、開店直後は駅前のチラシ配りなどもアドバイスをいただき始めました。

「コロンブスのたまご」さんには開業前から開業後まで相談やアドバイスをいただいて、飲食店の開業に一歩踏み出すステップを非常に軽くしてもらえたと思っています。

そこまでやってもらえると、あとは本当にやるだけになるんです。

営業を始めてからも「これがない」と言えばすぐに手配してくれるし、いつも親切にやってもらっています。

居酒屋の運営は初めてでしたが、現場の運営はもちろん、経営面も含めてアドバイスをいただいています。

地域で存在感ある店づくりをめざして

ー今後、どういうふうに店舗運営を進めていこうとお考えですか?

松永:今以上にメニュー数を多くして、お客様の好みにあった料理を提供していこうと思っています。

それと、いくつかの媒体に広告を掲載しているのですが、やはり予約が金・土曜日に集中してしまうのです。

非常に有り難いことなのですが満席になることが多く、断ることもあるのでそれが少しネックになっています。

日~木曜日はやはり金・土曜日に比べると予約が少なくなるので、どうやって来客の山と谷を均一にしていくかを考えています。

また、この店がここに存在することをもっと知ってもらえれば、平日でももっと人が来るのではないかと思っていて、来る人の層も拡がると思っています。

どうやって存在感を示すか、そのあたりも含めて「コロンブスのたまご」さんと今後相談していくつもりです。

ー創業して1年たちます。今はコロンブスのたまごさんにどんなアドバイス受けていますか?

松永:今は受け身でアドバイスを聞くというよりも、こちらから聞きに行くことが多いと思います。

おかげさまでお客様が増えているので経営は順調といえば順調なのですが、それに伴って材料費や経費や人件費もかさみます。

だから売れてもバッと儲けが出るわけではないので、そのあたりをどうしたらいいかという点もまた相談しにいこうと思っています。

開業後も相談できるのは嬉しいものですね。
釜焼鳥本舗おやひなや

(取材協力:「釜焼鳥本舗おやひなや相模原駅前店」/松永敬太郎)
(編集:創業手帳編集部)

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日本一の39年3,000店舗の指導実績のある飲食店コンサルティングの宇井さんが創業した「株式会社コロンブスのたまご」。
物件開発からメニュー開発、資金調達までトータルでサポートできるのが強み。オーナーの夢や希望・目標・出店立地の特性や条件、投資額などを総合的に検証し、最善の業種業態を指導します。

コロンブスのたまごの公式サイトはこちら

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    宇井義行氏著「飲食店運営・経営パーフェクトバイブル」

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