注目のスタートアップ

ゲノム医療情報ベンチャーの「Genomedia」が資金調達

company

Genomedia株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、住友商事株式会社、シップヘルスケアホールディングス株式会社、Aflac Ventures LLCです。

医療機関、研究機関向けゲノム情報と臨床情報の統合システム「Genomedia Front」や、独自の知識データベースを用いたゲノム医療関連情報サービスを提供しています。

今回の資金調達と、引受先である住友商事とシップヘルスケアと業務提携することで、ゲノム医療関連情報サービスのソリューション提供を加速します。また、ゲノム医療情報を活用した創薬支援、ゲノム医療の質向上への貢献も進めていきます。

ヒトゲノム(人間の全遺伝子情報)の解読が2003年に完了してから、解析技術や情報処理技術の開発が進み、ゲノム情報の活用のハードルは大きく下がりました。このゲノム情報は医療だけでなく、幅広い領域への活用が期待されています。

医療においては、ゲノム情報を活用し、効果的・効率的に疾患の診断・治療・予防を行うゲノム医療の実現に向け、研究などが推進されています。日本においては、単一の遺伝子を原因とする一部の難病やがんなどを対象とした診断・治療において実用化されています。

医療以外では、個人のゲノム情報をもとにパーソナライズドされたプロダクトの提供などが可能となります。

ゲノム情報は究極の個人情報といえますので、ゲノム情報の利活用にはリテラシーの普及や、情報管理についての法整備や、管理体制、プラットフォームの整備が必要となります。

医療課題を解決するビジネスなどの、社会課題解決型のビジネスはすぐに結果がでるものではなく、ビジネスとして成り立たせるために大きなハードルがあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を突破してきたかを知ることは、起業や経営に役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Genomedia Genomedia Front ゲノム ベンチャー 医療 情報 株式会社 業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

フルオンラインのトータル美容プロデュース・サービス「SHEbeauty」が2021年春から始動
2020年12月3日、SHE株式会社は、「SHEbeauty」を2021年春から始動することを発表しました。 「SHEbeauty」は、個人向けにフルオンラインでトータル美容をプロデュースするスクール…
アニメ・漫画などのIPやクリエイターと連携し企業のマーケティングを支援する「Minto」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達
2024年2月9日、株式会社Mintoは、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表しました。 Mintoは、クリエイターと連携し企業のマーケティ…
ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」展開の「メップル」が資金調達
2020年12月10日、株式会社メップルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」を展開しています。 女性が1食に必要な31種類の栄養素を配合した完全栄養プ…
身近に発生する法律トラブル解決を実現するサービスを開発する「キビタス」が8,000万円調達
2022年3月25日、キビタス株式会社は、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 キビタスは、身近に発生する法律トラブル解決を実現するサービスを開発しています。 第1弾のプロダクト…
量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェアを開発する「QunaSys」が12.4億円調達
2022年3月28日、株式会社QunaSysは、総額12億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューター向けアルゴリズムやソフトウェアの研究開発、量子化学…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集