飲料品店開業のための資材特集!品揃え全国No.1級のシモジマに聞いてみた!【飲食店編】
~飲食店資材、ぜんぶ一度に揃えたい!~
(2015/11/30更新)
飲食店の開店にあたっては、多くの備品が必要となります。そのほとんどが消耗品なので、創業時にはコストを重視してしまいがちです。しかし、飲食は口に入るもの、お客様の目もシビアです。お客様が「また来たい」と思えるお店にするには、清潔感があり、自分のお店にあった資材を揃えなければならないでしょう。
今回は、シモジマの食品包装用品バイヤー責任者の中野博明氏に、飲食店の開店に欠かせないアイテムを教えていただきました。
この記事の目次
お店に入ってもらうために
「○○が食べたいな」「△△を売っている店に行こう」「ちょっとお茶でも……」と街を歩く人の目を引くのが、まずお店の入り口です。
店構えはもちろん、どんなメニューがあるのかを確認してお店に入ります。
そのため、お客様の最初に目につく入り口には、お店のメニューやお店からのメッセージ書いた「ボード」を置きましょう。
チョークやマーカーでボードに文字や絵を書いたり、写真を貼っているものをよく見かけたりします。
その日のメニューによって毎日書き換えられますので、「日替わり」や「限定品」など、特別なメニューをアピールするのに最適です。
ボードには、一枚板でイーゼルなどに乗せて使うもの、スタンド式のもの、壁掛け式のものなど様々なスタイルがありますので、店舗入り口の環境によって選択ができます。
「イートインスタイル」のための備品
居酒屋、カフェ、レストランなど、店舗で食べる業態では、お客様がつくテーブルには、数々の消耗品があります。
テーブルはお客様が料理と向き合う大切な場。気持ちよく食べていただくために、料理に合ったテーブルセッティングを心がけましょう。
- イートインスタイルに必要な備品
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- テーブルマット
- コースター
- 箸袋
- 紙ナプキン
- つまようじ
- メニュー帳
- メニュー立て
シモジマでは、和柄・木目柄など紙製の「テーブルマット」を取り扱っており、料理を美味しく彩ることができます。
なかでも和風柄では、季節の花や野菜を描いたものなど34種がそろっており、和風系居酒屋などで温和な雰囲気を演出します。
マットを敷くだけでお客様は華やかな気分になり、また、テーブルクロスなどを汚すこともないでしょう。
同じく「コースター」や「箸袋」なども、いくつもの柄から選ぶことができます。
よりお店のブランディングに力を入れたい場合は、テーブルマットや箸袋に店名などの“名入れ”を特注することをおすすめします。
そのほか、テーブルに常備する「紙ナプキン」や「つまようじ」、「メニュー帳」、「メニュー立て」も手に入れることができます。
「テイクアウトスタイル」のための備品
テイクアウトスタイルの飲食店の中でも、カフェ・パン・ケーキなどはお持ち帰り中に形が崩れやすいもの。
食品を守る資材に気を遣う必要があります。また、店舗数が多く競争の激しい業界ですから、味だけでなくパッケージの見た目も重要です。
- カフェ・パン屋・ケーキ屋などのお持ち帰りに必要な備品
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- パン袋
- 製菓カップ
- 紙コップ
- ストロー
- 乾燥剤
- 脱酸素剤
- ケーキボックス/ケーキバッグ
- お手拭き
- ワックスペーパー
- 手提げ袋
パン屋さんでは、通常よく利用される個包装用の「パン袋」が欠かせません。
ビニール袋のほか、耐油性のある「ワックスペーパー」や「耐油袋」などで、揚げパンやカレーパンを包みましょう。
最後、お客様に商品をお渡しする時には、「お手拭き」も忘れないでくださいね。
ケーキ屋さんはとてもデリケートな製菓を扱うので、持ち運び用の「ケーキボックス」が必須です。
お客様の持ち運び時間によっては「保冷剤」も一緒に入れましょう。
クッキーには「乾燥剤」、焼き菓子には「脱酵素剤」と、商品に合わせて新鮮さを保つための製品もつけましょう。
都心では行列もよく見かけるカフェでは、飲み物をテイクアウトするお客様が大勢います。
「紙コップ」には保温に優れたものや、持ち手のついたもの、など形も様々あります。
また、「飲み口付のフタ」の中にもキャップで飲み口を閉じられるものや、白のもの、半透明のものなど多く種類がありますので、メニューに適した物を選択しましょう。
「テイクアウトスタイル」のための備品:お弁当編
お弁当屋さんやお惣菜屋さんでなんと言っても重要なのが、「容器」です。
必ずと言っていいほど食品は容器に入っていますので、どのような容器に食品を詰めるかで、入れられるごはんのグラム数やおかずの種類が変化します。
- お弁当屋・お惣菜屋などのお持ち帰りに必要な備品
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- 容器
- バラン/タレビン(タレ・調味料入れ)
- おかずケース
- 割箸/スプーン/フォーク
- おしぼり
- 輪ゴム
- 極薄ポリ袋
「容器」には、サイズの種類だけでなく、デザイン制に凝ったものもあります。
「カレー皿」、「たこ焼きトレー」など、決まったメニューのための容器もあります。
また、幕の内弁当や、うな重など高級感のあるものは、横に広く多く入っているように見えるものなど、見栄えを想定して選ぶとよいでしょう。
容器の中で間仕切りとして利用される「バラン」や「タレビン(タレ・調味料入れ)」にもサイズや形状が何種類もありますから、食品のバランスを見ながら容器と合わせて選びましょう。
お弁当につける「割箸」には、形状も素材も多くの種類があります。
縦に割れ目が入っただけの簡単な物から、持ち手側を斜めにそいだもの、中間が少し太く丸みを持たせたもの、杉、松、竹などすべて使い勝手や高級感が異なりますので、店頭でチェックしてみることをおすすめします。
キッチン周りの食品保存用品
お客様商売ですから、当然、食品や食材があまることもあるでしょう。
野菜や調味料など、使える食材はきちんと保存して、美味しい状態で翌日もお客様に提供したいものです。食材を新鮮に保つためにも、保存用品に手は抜けません。
- キッチン周りの食品保存用品
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- ラップ
- アルミホイル
- 食品保存袋・容器
「ラップ」と一口に言っても、その規格は千差万別。15cm幅の小さなものから、大きなタッパーにも蓋をできる60cm幅のものまであります。
一般的な家庭用は30m巻きですが、250m巻きの業務用ラップもありますので店頭で相談してみましょう。(専用カッターが必要です)
「保存袋・容器」にも各種サイズがあり、冷凍用のフリーザーパックは16cm×14cmのものから27cm×28cmのものまで、タッパーも幅や高さが豊富です。
シモジマの店舗には袋サンプルもありますので、こちらも店頭に赴き、実際に手に取ってみてみましょう。
キッチン周りの清掃用品
飲食店において何より気をつけなければいけないことが、衛生です。お客様の健康に直結するお仕事ですから、衛生面には慎重に気を配りましょう。
食中毒など引き起こしてしまったら、とんでもない事態になってしまいます。
必ず使うものですから、まとめ買いをしておくことをおすすめします。
- キッチン周りの衛生用品
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- 洗剤/漂白剤/重曹/除菌剤
- たわし
- ポリ手袋
「洗剤」「漂白剤」「重曹」「除菌剤」などは、基本的に中身は家庭用のものと変わりません。ただし業務用ですので、4L入りや5kg入りなどの大きなサイズで販売されています。
「たわし」や「スポンジ」のほか「ビニール手袋」「水切りネット」「簡易ふきん」「マスク」などは取り揃えておきましょう。
「ゴム手袋」「軍手」なども、最低1組は常備しておきたいですね。
飲食店をオープンする際には、提供するメニューに気を取られがちです。
しかしどんなに美味しくても、店内が落ち着かなかったり、衛生面が悪かったりすると、お客様の足は遠のいてしまいます。
とはいえどうやって備品をそろえたらいいかわからない……という方は、まずは下記のホームページ内のリストをチェックしてみましょう。何が必要で、何が不足しているか一目でわかります。
店舗備品はホームセンターやドラッグストアでも業務用のものを販売していますが、一店舗で揃えるのはなかなか難しいもの。
消耗品の多い飲食店経営だからこそ、シモジマのように一カ所で揃えられればスムーズに開店準備が進みます。
店舗でそろえる
シモジマの直営店舗は、浅草橋、心斎橋、名古屋を中心に、全国17箇所で営業中。小売業だけでなく、サービス業、飲食業、一般企業などにも幅広く対応。
<シモジマの主な直営店舗>
・浅草橋本店 東京都台東区浅草橋1-30-10 TEL:03-3863-5501
・心斎橋店 大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-3-8本町南シモジマビル TEL:06-6252-4361
・名古屋店 愛知県名古屋市中区錦2-5-17 TEL:052-232-2597
ネット通販でそろえる
シモジマが運営する包装用品・店舗用品の総合通販サイト「商い支援」。 入会費・年会費無料の会員登録することで会員優遇割引などの各種サービスを受けられる。 法人・事業主の方なら売掛決済も可能。
(協力:株式会社シモジマ)
(編集:創業手帳編集部)