ホーム > 教えて先生!Q&A > 会社が1回目の不渡りを出すと具体的にはどうなる? 2回目の不渡りで倒産と聞きますが、やはり具体的にはどうなる?

会社が1回目の不渡りを出すと具体的にはどうなる? 2回目の不渡りで倒産と聞きますが、やはり具体的にはどうなる?

会社が一回目の不渡りを出すと、各地域で運営している銀行協会により不渡り報告に掲載され、加盟銀行にこの旨が、通知されます。不渡り報告に掲載されると、要注意企業となり、商取引については制約される事になります。ただし、法的には、不渡り前同様に当座取引、貸付取引を行う事は可能です。一回目の不渡りは俗に片目と言われます。

二回目になると、銀行取引は停止となり、現金取引のみとなります。そうなると資金繰りが会社として非常に苦しくなる為、倒産リスクは非常に高くなりますが、二回目の不渡りで即倒産という事ではありません。

二回目の不渡りを出した会社でも、その後、再生した場合もありますが、企業の信用度は低下する為、商取引も解除となる事も想定され、再生難易度は高いです。

カテゴリ
関連タグ リスク 取引 資金繰り 銀行
上記をはじめ経営に役立つ情報の詳細は、累計200万部突破の「創業手帳」に記載があります。今月号を無料で差し上げています。
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

この記事を読んでいる方に編集部からおすすめ

起業スタイルに合わせて無料で最適な税理士をご紹介します。

起業すれば必ず必要になるビジネスパートナーが税理士ですが、玉石混交ともいえる税理士の中から自分の身近なネットワークだけで最適な税理士を見つけるのは困難です。創業手帳ではコスト重視、業種・業界専門特化、マルチタイプ専門など、事業のフェーズに合わせて無料で税理士をご紹介させていただきます。