飲食店を開業するなら!必ず押さえたい飲食店の駐車場のはなし

飲食開業手帳

飲食店開業時の駐車場のメリットと、実際の設け方

(2018/09/03更新)

これから飲食店を開業する方にはぜひ検討していただきたい「来客用駐車場」。郊外や駅から離れた場所での開業では、駐車場の有無で売り上げに差が出ることも多々あります。また、飲食店への駐車場設置は都心部でも相応のメリットがあり、開業時に無視することはできない要素です。そこで今回は、飲食店開業時に駐車場を構えるメリット・デメリットと、実際の駐車場の設け方についてまとめてみました。

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飲食店開業時の駐車場のメリットとは?

飲食店で駐車場を構える一番のメリットは、車利用の客を取り逃さないことです。店舗に訪れて、「駐車場がない」「満車で入れない」となれば、その客は他の飲食店に流れてしまいます。さらに、そういう経験をすると「あの店は車が停められないから」と、再来訪をする気持ちも失せ、一度ならず、二度、三度と見込み客を逃すことに。開業時に見込み客を失うことは、その後の飲食店経営において大きなマイナスになりかねません。

だからといって、ただ駐車場を確保すればいいのかと言えば、そういうものでもありません。駐車場を構えれば維持費がかかるので、その経費を差し引いてもきちんと利益を出せるような経営をしなければならず、無法駐車や場内での事故などのトラブルも、未然に防ぐ工夫をする必要があります。

 飲食店で駐車場を構えるメリット
・車利用者の集客ができる。
・比較的大人数の来店がのぞめ、客単価アップに期待できる。
・路上駐車によるトラブルを防止できる。
・立地の悪さをカバーできる。
 飲食店で駐車場を構えるデメリット
・賃料が固定費で毎月かかる。
・費用対効果を見込めなければ損失になり得る。
・契約前に条件を慎重に考える必要がある。
・場内でトラブルが起きる心配がある。

飲食店開業時の、立地別の駐車場の考え方

駐車場を構えながら利益を出すためには、開業前に事前に市場調査を行い、そこがどのような立地で交通量はいかほどかを考える必要があります。そこから、開店後に想定される客単価と客数、規模、席数からどれほどの売り上げが見込めるかを割り出しましょう。

駅前

駅前での開業の場合、車利用者が訪れることも少ないので、駐車場を必要とすることはほとんどありません。とはいえ、潜在的に車での来店を求めている人もいるので、その対策は立てておく必要があります。その際、駅前の駐車場物件は賃料が高額であることが多いので、コインパーキングとの提携をするというのが有効で無駄のない手段となります。

幹線道路など道路沿い

幹線道路や、住宅地から外れた生活道路沿いでの開業の場合、客の方が「駐車場があるだろう」と、考えていることも多いです。最低でも総テーブル数以上の台数を確保しておくのがベターで、理想は総席数の4分の1程度。また、店舗自体が狭い場合が多いので、敷地内よりも近くの月極駐車場などと契約するパターンが多いです。

郊外

郊外での開業の場合、来店する客の大半が車利用者だと考えられます。最低でも総テーブル数以上の台数を確保、理想は総席数の半分ほど。また、郊外店舗の場合には従業員が車で来ることも多いので、それを確保した上で台数を考える必要があります。台数が多ければ維持費もかかるので、利益を出すための計画をより明確にしておきましょう。

飲食店開業時、実際に駐車場を設けるには?

来客用駐車場の設け方には、様々な方法があります。開業する自店舗の立地や客層、業態に合ったものを選びましょう。

駐車場の設け方①:貸し土地を借りる

貸し土地を駐車場用地として利用。賃料は用地の坪数で考えるため、広ければ高額になりますが、駐車スペースの自由度は高く郊外の飲食店に持ってこいです。平均的には15~20万円ほどで、敷金や礼金、保証金が必要な場合もあります。

駐車場の設け方②:月極駐車場を借りる

1台ごとの賃料で、必要な台数だけ契約をする。車利用客がそこまで多くない飲食店の場合には、丁度いい方法です。付帯駐車場の不足分を補うこともできます。賃料は1~2万円が平均的ですが、都心部では2~5万円とやや高額に。また、貸し土地と同じく敷金や礼金が必要な場合があります。

立体駐車場

建物内に停めるので、車の大きさが制限されることが多いです。1台あたりの賃料は平均1~3万円、都心なら2~5万円ほどです。利用者が自分で車を停める自走式と、昇降装置が車を駐車スペースまで運んでくれる機械式があります。

ガレージ

1台ごとの駐車スペースが壁で仕切られているので、車同士が接触するトラブルのリスクは減ります。ただし、賃料はやや高額で、1台あたり平均3~4万円、少しグレードが高いものになると8~10万円ほどになるものもあります。

駐車場の設け方③:コインパーキング

近くに貸し土地や月極駐車場が無く、駐車場を確保できない場合は、近隣のコインパーキングを案内するのも1つの手段です。ただし、駐車料金は利用客の負担となってしまいます。

駐車場の設け方④:コインパーキングチケットを購入する

あえて駐車場を借りずとも、近隣のコインパーキングのパーキングチケットを車利用客用に購入するという方法もあります。月極に比べ使った分だけのコスト負担で済みます。また、店の近隣に提携のコインパーキングが少ない場合は有用性が減りますが、逆に多い場合ではどこでも利用できるので、満車のために客が流れてしまうことも減らすことができます。駐車料金は店舗負担となりますが、顧客サービス向上に繋がります。

駐車場の設け方⑤:貸し土地+管理委託

貸し土地となると、規模が大きくなるので管理が大変になります。そこで、土地だけを持ち、管理を他の第三者に任せるという方法も有効です。場内のトラブルに対する備えを自分で行わなくて済むほか、清掃や集金、保守なども任せることができます。もちろん、管理に対する費用はかかるので、事前の運用計画は綿密に行う必要があります。

飲食店開業時、駐車場の課題はタイムズ24が解決


タイムズ24が運営するタイムズ駐車場は、全国に約17,000件もの駐車場を展開していて、 業界シェアはNo,1 。そのタイムズ24では、タイムズ駐車場の近隣店舗向けに駐車サービス券「タイムズチケット」を販売しています。

来客用駐車場が確保できない店舗が購入することで、近くのタイムズ駐車場が自店の駐車場として利用できるようになるため、他の店に流れるリスクを減らすことができます。また、すでに駐車場がある店舗は、タイムズ24に運営を任せることで、管理や消耗品などのコスト負担がなくなるうえ、一部例外を除き、駐車場の賃料として毎月固定の金額を収益金として確保もできる、充実の内容です。

(監修:パーク24株式会社
(編集:創業手帳編集部)

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