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株式会社Wunderbar 長尾慶人|有名タレントの肖像ライセンスサービス「Skettt(スケット)」の事業で注目の企業


有名タレントの肖像ライセンスサービス「Skettt(スケット)」事業で注目されているのが、長尾慶人さんが2019年3月に設立した株式会社Wunderbarです。

テレビを見ていると、今を時めく芸能人や著名人がある商品のイメージキャラクターとして起用され、その商品を魅力的に告知しているコマーシャル映像をよく目にします。
人気の有名タレントや著名人が出演・PRしているというだけで、なんだかその商品に興味を持ったり良い印象を持ったり、自分も使ってみたいという気持ちを煽られ、その商品を購入したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あるいは、すぐには買わないまでも、記憶のどこかにインパクト強く映像が残っており、何かの折に商品を買おうと思ったとき、さまざまなメーカーが出しているものの中からCMで印象に残っていたその商品を選んだ、という方もいらっしゃることと思います。

それほど、有名人の広告宣伝における影響力は強く、各社のブランディング戦略・販促戦略にも直結する非常に重要な要素の一つです。これからますます急成長を遂げようとしているスタートアップや起業家にとっては、こうした宣伝・ブランディング・販促戦略を活用することは、非常に強い追い風になると考えられます。

しかし、人気タレントを起用するとなるとその費用は莫大で、そう簡単に誰もかれもが出来る話ではありません。
また、費用を捻出することが出来たとしても、タレントのスケジュールや撮影環境の都合で、地方エリアでは起用が困難という場合もあります。

こうした従来の課題を解消し、より多くの企業が有名タレントをより身近に活用できる環境を整え、各社の成長をバックアップし、地方創生や日本経済の復活を実現させようというある起業家の取り組みに、今注目が集まっています。

株式会社Wunderbarの長尾慶人さんに、事業の特徴や今後の課題などについてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

全国的な有名タレントや著名人の広告宣材画像を、企業のブランディング、PR、広告等に活用できるサービスです。
従来の自社キャスティングに比べ、起用相場の1/10以下のコスト負担でサブスク(月額制)で利用でき、中小企業、成長企業のキャッシュフローなども考慮され、PR戦略の一つとして安価に活用いただくことが可能です。

また、サイト内に登録されているタレントだけでなく、業界最多の提携数を誇る複数の芸能事務所から自社にあったタレントを代理店や特定のキャスティング会社を介さずに交渉できるのも、一つの魅力です。使用できる素材はタレントによって異なりますが、平均すると1タレント200-250枚となっており、元々企業のブランディングや広告クリエイティブを担当していた弊社だからこそ、考え抜かれたポージングと衣装を網羅的にご用意しておりますので、通常の自社キャスティングと近い効果を期待できます。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

年商1億~5億のスタートアップや、10億~30億の成長企業、そして大企業でも事業部ごとのブランディングに課題を持っている企業さま、キャンペーンなどの提案を行う代理店さんなど幅広い会社さまに、まずはSketttの存在、魅力、効果を伝えていければと考えております。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

SketttはSDGs文脈で「地方創生」を掲げております。
タレント起用という選択肢は、これまでは撮影環境が整備されていなかったり、特定の代理店・キャスティング会社を介す必要があり、地方に行けば行くほど、起用される機会が限られていました。
しかし、タレント起用は事業成長に欠かせないブランディングの重要な手段です。
これらの活用が地方にも行き届くことで、地方の中小企業やスタートアップの成長に寄与し、企業規模の拡大、そして雇用創出と企業成長支援を皮切りに地方で優秀な人材が活躍する循環を作っていきたいと考えております。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

やはり大きな壁は、タレントさん(事務所)の交渉になります。
これは今もなお解決されているとは程遠いい永遠の課題ではありますが、もともと私自身が芸能の世界に近かったこと、そしてSketttの前もエンタメ中心に事業展開をしていたため、周囲の方々との接点が広がり、そこから皆さんに協力いただきながら一歩ずつ前に進めています。
周りの環境に恵まれた身として、必ず関わった人、エンタメ業界、社会全体に恩返ししていかなければならないと強く感じています。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

我々は社内の中期ビジョンとして「世界を熱狂させるIPプラットフォーマー」を掲げています。
ミッションではエンターテインメント軸の指針を立てており、今後もエンターテインメント業界のアップデートと業界が盛り上げるよう様々な事業を立ち上げていきます。
これまで立ち上げたエンタメ事業は動画メッセージサービス「VOM」、有名タレントの肖像ライセンスサービス「Skettt」の2つですが、非常に競争が激化しているIP領域において、これまでのIPの在り方から、これからの在り方を再定義するような新たな挑戦をしていきたいと考えております。

・読者にメッセージをお願いします。

Sketttのサービスを、特に地方に広げていきたいと考えております。
ご一緒いただける代理店さまや、協業できる企業さまなど、ぜひお声がけいただけると幸いです。
もちろん、利用者側としてのご相談も、ぜひお待ちしております。

会社名 株式会社Wunderbar
代表者名 長尾慶人
創業年 2019年3月
社員数 6名
資本金 3501万円
所在地 135-0063 東京都江東区有明三丁目7番11号 有明パークビル 20F
サービス名 有名タレントの肖像ライセンスサービス「Skettt(スケット)」
事業内容 有名タレントの肖像ライセンスサービス
代表者プロフィール 長尾慶人(1993年生まれ) 北海道出身
15歳の時にジュノンスーパーボーイコンテストで上位に食い込み、某大手事務所にて養成として活動するも、才能がないことに気づきすぐに離れる。
その後、家庭事情で16歳の高校一年で中退。
すぐに働き始め、最初は光通信系の会社でインサイドセールスを担当。
その後、福岡支社の立ち上げで1年間博多で事業を立ち上げる。
営業を極めたのち、18歳で上京しGMOインターネット株式会社に最年少入社。
SEOコンサルを担当し、最年少マネージャークラスに昇格。
22歳でヘッドハンティングされる形で株式会社ディーエヌエーに入社。
キュレーションメディアの直企業担当として初回売上ギネスを記録。
その後、事業のアクシデントを転機に、ANVIE株式会社(現:Recustomer)を創業。
4年やったのちに株を手放し、エンタメ領域で挑戦するためWunderbarを設立し今に至る。
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