注目のスタートアップ

XTuberタレント事務所を運営する「PANDORA」が4400万円調達

company

2025年8月13日、株式会社PANDORAは、4408万5000円の資金調達を発表しました。

PANDORAは、XTuberタレント事務所を運営しています。

バーチャル(VTuber)とリアル(3次元タレント)の垣根を越えて活動するXTuberタレントの活動をサポートしています。

今回調達した資金は、タレント活動領域の拡大、独自IPの創出、配信・リアルイベントの体制強化、AIソリューションの構築などに活用します。


サブカルチャーでは、VTuberの存在感が急速に拡大しています。VTuberとは、イラストや3DCGで表現されたアバターを用いてライブ配信や動画投稿を行うタレントのことです。国内では、VTuberをプロデュースする企業が次々と登場し、その中から上場企業も誕生しています。

一方で、VTuberはアバターを使うという特性から、現実の身体表現を伴う活動に制約があります。たとえば、動画配信サイトで人気のあるキャンプや釣りといったアウトドア企画は実施が難しい傾向にあります。また、音楽ライブを開催する場合にも、高品質な3Dアバターや専用の機材・設備が必要となります。

こうした制約を背景に、近年はアバター以外での活動を取り入れたり、アバターとリアルの両方で活動したりするVTuberも増えてきました。

このような流れのもと、PANDORAはバーチャルとリアルの垣根を越えて活動するタレント「XTuber(クロスチューバー)」の事務所を運営しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 3次元タレント IP PANDORA VTuber XTuber エージェント エンターテインメント タレント バーチャル マネジメント リアル 事務所 動画 娯楽 株式会社 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

DID/VCの技術基盤「proovy」を開発する「Recept」が資金調達
2024年8月28日、株式会社Receptは、資金調達を実施したことを発表しました。 Receptは、DID/VCの発行/検証基盤およびデジタルIDウォレットアプリ「proovy」の開発・提供や、デジ…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「フジア」が4.65億円調達
2022年10月18日、フジア株式会社は、総額4億6,500万円の資金調達を実施しました。 直近では、2022年8月2日に、総額3.35億円の資金調達を発表しています。 フジアは、オンラインアシスタン…
カメラのサブスクリプションサービスを展開する「GOOPASS」が資金調達
2023年3月27日、GOOPASS株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 GOOPASSは、カメラのサブスクリプションサービス「GOOPASS」、カメラを手にしてから撮影体験を楽しむまで…
スマートロック「EPIC」を提供する「エナスピレーション」が資金調達
2023年6月19日、株式会社エナスピレーションは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、イーブロードコミュニケーションズ株式会社です。 エナスピレーションは、スマートロック「EPIC」シ…
スタートアップと投資家向け教育・研修サービス「ケップルアカデミー」β版がリリース
2019年8月5日、株式会社ケップルは、「ケップルアカデミー(KEPPLE ACADEMY)」を開設し、同日から受講生の募集を開始したこと発表しました。 「ケップルアカデミー」は、スタートアップと投資…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集