創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年7月8日【8/29締切】「飼料用米多収日本一」コンテスト

農林水産省と一般社団法人日本飼料用米振興協会は「飼料用米多収日本一」コンテストを開催しています。
飼料用米生産農家の生産技術の向上を目指し、多収を実現している先進的で他の模範となる経営体を表彰し、その成果を広く紹介するコンテストです。
対象者
令和7年産の飼料用米の生産者で次の要件を満たすこと。
・飼料用米の作付面積が、概ね1ha以上(多収品種・区分管理に限る)
・飼料用米の多収化、生産コスト低減等に取り組むこと
スケジュール
2025年7月1日:応募開始
2025年8月29日:応募締切
2026年1月上旬:収量の報告締切
2026年2月(調整中):審査委員会
2026年3月(調整中):表彰式
褒賞
・農林水産大臣賞
・農産局長賞
・全国農業協同組合中央会会長賞
・全国農業協同組合連合会会長賞
・協同組合日本飼料工業会会長賞
・日本農業新聞会長賞
飼料用米とは、人が食べるためではなく、牛、豚、鶏といった家畜のエサとして栽培される米のことです。
主に余剰米の活用、水田の維持、生産調整の一環として導入されています。食用米と比べて栽培コストを抑えたり、品種も収量性が重視されたりします。また、国産飼料の自給率向上や、輸入穀物への依存を軽減する役割も期待されています。
「飼料用米多収日本一」コンテストは、飼料用米の生産に取り組む農家の技術力向上と意欲喚起を目的とした取り組みです。農林水産省と日本飼料用米振興協会が主催し、2016年度から継続的に開催されています。
このコンテストの意義は大きく三つあります。第一に、飼料用米の多収化や生産コストの低減に成功している先進的な農家を表彰することで、他の生産者へのモデルを提示し、技術の普及と底上げを図る点です。第二に、国産飼料の安定供給を支えるための生産基盤の強化に寄与し、輸入飼料への依存度を下げるという食料安全保障の観点からも重要です。第三に、表彰を通じて飼料用米の社会的認知度を高め、水田の有効活用や農業の多面的機能の維持にもつながります。
創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | コメ コンテスト 畜産 米 農林水産省 農業 飼料 飼料用米 飼料用米多収日本一 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和4年度補正「産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化支援)」の第4回公募について発表しました。 農産物貿易をめぐる国際環境の変化等に伴い…
2023年8月31日、株式会社坂ノ途中は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社脱炭素化支援機構です。 坂ノ途中は、新たに農業をはじめた新規参入者などをパートナーに、化学合成農薬や…
農林水産省は、協働事業計画に係る第1期公募について発表しました。 協働事業計画に係る承認規程に基づき、当面の間、先駆的な生産事業に係る協働事業計画を承認することにより、多様な取組を後押しします。 今回…
農林水産省は「令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)」の公募について発表しました。 都道府県GAP指導体制に位置付けた者(GAP指導員等)を対象に、国際水準GAPガイ…
2022年6月7日、EXest株式会社は、「Pocket Owners(ポケット・オーナーズ)」をリリースしたことを発表しました。 「Pocket Owners」は、日本各地の生産物(農産物、水産品、…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…