創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年6月23日【東京都】「事業承継支援助成金」【最大200万円助成】

令和7年度第1回「事業承継支援助成金」のご案内です。
公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成金事業です。
事業承継、経営改善を実施する過程において活用する外部専門家等に委託して行う取組に対し、その経費の一部を助成することにより、都内中小企業の持続的な成長・発展に向けた新たな事業展開に寄与し、もって円滑な事業承継、経営改善につなげていくことを目的としています。
助成対象事業
【Aタイプ(後継者未定)】
第三者への事業譲渡(M&A等)に向けた取組。
【Bタイプ(後継者決定)】
後継者への事業承継(譲渡)に向けた取組。
【Cタイプ(企業継続支援)】
令和6年度の企業継続支援を受けて実施する、事業承継に向けた経営改善等の取組。
【Dタイプ(譲受支援)】
事業又は株式の譲受に向けた取組。
助成額
上限200万円(下限20万円)
助成率:経費の2/3以内
ただし、小規模企業者が、【Aタイプ】【Bタイプ】【Dタイプ】のうち「企業価値や事業価値等の算定」の取り組みは10/10以内。
申請エントリー期間
2025年6月2日(月)~2025年7月11日(金)17:00
申請書類提出期間
2025年6月13日(金)~2025年7月25日(金)17:00
事業承継が円滑に進まなければ、これまで蓄積されてきた貴重な経営資源やノウハウが失われ、ひいては日本経済全体にも大きな損失となりかねません。したがって、中小企業が長年培ってきた資産を次世代へ確実に引き継ぐことは、喫緊の課題であるといえるでしょう。
中小企業庁の「2022年版 小規模企業白書」によると、後継者不在率は2017年の66.5%をピークに、近年はわずかに減少傾向を示しています。しかしながら、2021年時点でも依然として61.5%と高水準にあり、事業承継の重要性は依然として高いままです。
こうした状況を踏まえ、東京都中小企業振興公社では、「事業承継支援助成金」を通じて、東京都内の中小企業が円滑に事業承継を行い、経営基盤を強化できるよう積極的に支援しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | 中小企業 事業承継 令和7年度 公募 公益財団法人 助成 専門家 後継者 東京都 東京都中小企業振興公社 経営改善 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
9月18日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 上半期のVC投資総額1000億円超え スタートアップに追い風 ベンチャーエンタープライズセンターの調査で、2019年…
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募について発表しました。 訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る…
一般財団法人機械システム振興協会が主催する「中小企業地域集積のDX化シンポジウム開催」が開催されます。 機械システム振興協会は、「中小企業地域集積のDX化構想フォーラム」を立ち上げ、新潟県燕市の金属加…
2023年11月29日、経済産業省は、「支援機関による中堅・中小企業等のDX支援の在り方に関する検討会」を立ち上げ、第1回検討会を開催したことを発表しました。 地域で活動する支援機関を念頭に、中堅・中…
関東経済産業局は2025年7月25日に、オンラインセミナー「経営戦略と人材戦略の連動で未来を切り拓く」を開催します。 このセミナーは、中小企業向け一気通貫支援プログラムとして開催します。 オンラインセ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

