創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年4月24日【5/19締切】「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業補助金」

2025年4月15日、環境省は、「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業補助金」の公募について発表しました。
エネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制及び温室効果ガスであるフロン類の排出の抑制のため、冷凍冷蔵倉庫、食品製造工場及び食品小売店舗において脱炭素型自然冷媒機器を導入する事業に要する経費の一部を補助します。
補助金額
1事業者あたり:最大5億円(フランチャイズ形態のコンビニエンスストアの場合は最大2億500万円)
公募実施期間
2025年4月15日(火)~2025年5月19日(月)
冷蔵庫や冷凍庫などの冷却機器には、かつてフロンが冷媒として広く使用されていました。しかし、フロンはオゾン層を破壊し、さらに温室効果をもたらすことが明らかとなったため、先進国では20世紀の終わり頃からその使用が中止されています。
現在では、フロンの代替として、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)やハイドロフルオロカーボン(HFC)といった物質が採用されていますが、これらもまた環境に対する悪影響が指摘されており、各国で使用量の削減が進められています。
こうした動きを背景に、近年ではフロンを使用しないノンフロン機器の開発が進み、市場にも幅広く登場しています。なかには高い省エネ性能を備えた製品もあり、冷蔵・冷凍設備を導入する事業者にとって、コスト削減の観点からも導入の意義が高まっています。
そして、こうした機器への切り替えには初期投資が必要となるため、脱フロン化や脱炭素化に取り組む企業は、「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」などの補助金制度を積極的に活用することが求められます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | エネルギー コールドチェーン コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業 フロン 二酸化炭素 冷凍 冷蔵 助成金 機器 温室効果ガス 環境省 脱フロン 脱炭素化 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、「中小企業等外国出願支援事業」を実施しています。 中小企業等が海外で国内出願(特許、実用新案、意匠、商標)と同じ内容を出願する場合に、これにかかる費用の半額を助成する支…
2023年2月15日、CollaboGate Japan株式会社は、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CollaboGate Japanは、安全で拡張性の高いIoT事業の…
2021年5月25日、株式会社Civichatは、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 公共制度を行使する際に障壁になる認知や申請の手間などの手続きを簡素化する、LINE@上のサービ…
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「通常枠:4次締切」「セキュリティ対策推進枠:4次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):7次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 結果…
2022年11月28日、環境省は、「環境技術実証事業における実証対象技術候補および実証機関候補の公募」(令和4年度第3回公募)について発表しました。 環境技術実証事業(ETV)について、令和5年度の実…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…