注目のスタートアップ

営業・マーケティング向け動画プラットフォームを提供する「LOOV」が資金調達

company

2025年3月28日、株式会社LOOVは、資金調達を発表しました。

LOOVは、プレゼン動画を制作・活用するSaaS「LOOV」を開発・提供しています。

対象者の属性に応じてプレゼン内容が自動的に変化する対話型パーソナライズ動画を作成・活用できるサービスです。

営業、マーケティング、カスタマーサクセス、採用・人事向けにそれぞれ提供しており、プレゼン動画によるプレゼンの自動化、視聴データ・顧客データの取得・分析を通じたパフォーマンスの向上などに貢献しています。

企業のあらゆるシーンにおいて最適な解説・説明体験の自動化を図るソリューション「Video Agent」への進化を開始するとしています。


ビジネスにおける商談やマーケティングでは、いかに迅速かつ正確に対象者へ情報を伝えられるかが重要です。従来は紙の資料や口頭での説明が主流でしたが、近年ではLP(ランディングページ)やスライド資料を活用したオンライン営業・マーケティングが一般的になっています。

こうした流れの中で、企業や組織における動画の活用が注目されています。動画はテキストの5000倍の情報量を持つといわれており、効率的な情報伝達手段として期待されています。しかし、動画制作には時間がかかるうえ、作成者のスキルに大きく依存するという課題もあります。

そのため、簡単に動画を作成できるサービスへのニーズが高まっています。「LOOV」は、BtoB営業・マーケティング向けの動画作成・活用プラットフォームのひとつであり、とくにインタラクティブ動画の作成が可能な点が特徴です。

インタラクティブ動画とは、動画内に設問を表示し、ユーザーの回答に応じて動画の内容が変化する仕組みを持つ動画です。従来の動画は視聴者が一方的に情報を受け取るものでしたが、インタラクティブ動画ではユーザーが能動的にアクションできるため、視聴率やエンゲージメントの向上が期待できます。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

また、社内の体制を整備するには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB SaaS カスタマーサクセス データ パーソナライズ プレゼン マーケティング 人事 分析 制作 動画 営業 対話 採用 株式会社 自動化 資金調達 顧客データ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小型SAR衛星の開発・衛星データの販売・データ解析によるソリューションの提供を行う「Synspective」が総額50億円の融資契約を締結
2023年7月20日、株式会社Synspectiveは、独立行政法人中小企業基盤整備機構による革新的技術研究成果活用事業円滑化債務保証制度を活用し、総額50億円の融資契約(期間5年)を締結したことを発…
大阪市の「TKG食堂@コナイト」で豆腐・納豆のサブスクリプション・サービスがスタート
2019年9月2日、DELICIOUS株式会社は、大阪市中央区南本町の「TKG食堂@コナイト」において、豆腐・納豆のサブスクリプション・サービスをスタートしたことを発表しました。 また、10月1日の消…
フィットネス・シェアリング・サービス運営の「ナップワン」が1億円調達
2020年3月30日、ナップワン株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、社名をLlotheo株式会社から、ナップワン株式会社に変更したことも併せて発表しました。 ナップワ…
「スペースラボ」がWebブラウザ上でバーチャル展示会を開催できるサービス「バーチャル展示会360」を発表
2020年9月9日、スペースラボ株式会社は、「バーチャル展示会360」を発表しました。 「バーチャル展示会360」は、Webブラウザ上でバーチャル展示会をハイクオリティ・ハイスピード・ローコストで開催…
医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」など医療ICT事業を展開する「アルム」が247億円調達
2022年7月5日、株式会社アルムは、247億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ディー・エヌ・エーと、株式会社西武リアルティソリューションズです。 アルムは、以下のサービス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集