注目のスタートアップ

ウェルビーイング経営支援クラウドを開発する「SUSTAINABLEME」が資金調達

company

2025年3月24日、株式会社SUSTAINABLEMEは、資金調達を実施したことを発表しました。

SUSTAINABLEMEは、性差医療、人的資本、Well-beingの専門知見と、AI・データインテリジェンスを組み合わせ、企業の持続的成長と従業員のパフォーマンス最大化を同時に実現するソリューションを提供しています。

ホルモンバランスの乱れから起きるパフォーマンス低下の原因を早期に把握する検査「性ホルモンチェック」、多角的視点から労働パフォーマンスを可視化する「ワークパフォーマンスSURVEY」、「健康経営トータルコンサルティング」、「健康経営必須要件マスターセミナー」といったサービスを提供しています。

また、戦略的ウェルビーイング経営支援クラウド「wellmanager」の開発を進めています。

働く人びとのコンディションと職場環境をデータで可視化し、個別最適な健康支援を提供する新たなプラットフォームの構築を目指しています。

今回調達した資金は、ウェルビーイング支援プラットフォームの開発加速、企業との連携強化とパートナーシップ推進、市場拡大・全国展開に向けた事業成長戦略の実行に活用します。


従来、従業員の健康管理は個人の責任とされることが一般的でしたが、過労死やパワハラといった労働環境の問題が注目されるようになり、企業の社会的責任として健康管理が重視される時代になっています。

研究では、従業員の健康状態が生産性に大きく影響することが明らかになっており、たとえば頭痛や、花粉症、生理痛、ストレスなどの体調不良が業務効率を大きく低下させることが示されています。

また、健康的な職場環境が整っている企業では離職率が低い傾向にあります。とくに人手不足が深刻な業界では、従業員の健康管理が生産性向上と離職率の低下に直結するため、経営戦略としての健康管理の取り組みが重要視されています。

このような流れのもと、SUSTAINABLEMEは、戦略的なウェルビーイング経営を支援するクラウドサービスを開発しています。

事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との事業連携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB SUSTAINABLEME Well-being ウェルビーイング ウェルビーイング経営 ワークパフォーマンスSURVEY 人的資本経営 健康経営 健康経営トータルコンサルティング 健康経営必須要件マスターセミナー 性ホルモンチェック 性差医療 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

たこ焼きロボットなどの調理ロボット・サービス開発の「コネクテッドロボティクス」が8.5億円調達
コネクテッドロボティクス株式会社は、総額約8億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店のキッチンでの調理に特化したロボット・サービスを提供しています。 現在は、自動たこ焼き調理ロ…
SNS営業自動化の「チャットブック」が1億円調達
2019年12月17日、株式会社チャットブックは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNS営業を自動化してくれる顧客獲得システム「ChatBook」を運営しています。 国内外有数のC…
食と暮らしのメディア「macaroni」などを運営する「トラストリッジ」が「国分グループ本社」と資本業務提携
2023年3月23日、株式会社トラストリッジは、国分グループ本社株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 トラストリッジは、ライフスタイルメディア「macaroni(マカロニ)」、サ…
夫婦の共有家計簿・貯金アプリ開発・運営の「OsidOri」が9,300万円調達
株式会社OsidOriは、総額約9,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 夫婦の共有家計簿・貯金アプリ「OsidOri(オシドリ)」を開発・運営しています。 夫婦共有のお金と個人のお金を…
画像・映像認識AIアルゴリズムの「ACES」が介護者支援スタートアップの「aba」に行動認識技術を提供
2020年12月24日、株式会社ACESは、株式会社abaに、行動認識技術の提供を開始したことを発表しました。 ACESは、画像映像認識AIアルゴリズムにより、リアル産業のビジネス・プロセスやバリュー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集