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パートナー関係管理システム(PRM)「PartnerProp」を提供する「パートナープロップ」が資金調達

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2025年1月29日、株式会社パートナープロップは、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は9億円超となります。

パートナープロップは、パートナー関係管理システム(PRM)「PartnerProp(パートナープロップ)」を開発・提供しています。

高機能かつ幅広い機能により、パートナービジネスのあらゆる課題を解決するPRMです。

パートナー情報の一元化、2次代理店管理、契約情報管理、営業案件管理、CRM連携、コミュニケーション機能などさまざまな機能を搭載しています。


代理店営業(パートナー販売やパートナーセールスとも)は、開発したプロダクトやサービスの営業・販売を外部のビジネスパートナーに委託する仕組みです。

この手法のメリットとしては、自社で大規模な営業組織を構築する必要がなくなるため営業コストを削減できること、さらにパートナーが持つ既存の販路を活用できることが挙げられます。

とくにIT業界では代理店営業が広く定着しており、ソフトウェアやハードウェアの販売にも活用されています。また、海外のIT企業が日本市場に進出する際にも代理店が多く利用され、たとえばビデオ会議システム「Zoom」の国内売上の約7割は代理店を通じて得られているといいます。

一方で、代理店営業にはいくつかの課題もあります。たとえば、実績を出せる最適なパートナーを見つけることが難しいこと、情報共有が不十分で契約後の実績向上に向けた分析が困難であること、さらに複数のパートナーを管理するための時間やコストがかかることなどが挙げられます。

PRM(パートナー関係管理システム)は、こうしたパートナービジネスに関する課題を解決することを目的としたシステムです。

パートナープロップが提供する「PartnerProp」は、PRMに必要な機能を搭載しているほか、パートナーチャネルにおいて再現性高く成果を生む「パートナーマーケティング」を実現するための仕組みを備えており、パートナービジネスを通じた成長にも貢献しています。

営業は、企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

また組織を拡充するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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