【農林水産省】令和7年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」公募

subsidy

2025年1月21日、農林水産省は、令和7年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の公募について発表しました。

「花きの振興に関する法律」(平成26年法律第102号)の理念である花き産業及び花き文化の振興に向けて、産地や品目ごとの花きの生産・流通・需要等の課題に応じ、花き産業関係者が一体となった産地の生産性の向上、流通の効率化、国産花きの需要拡大等の取組を支援することで、活力ある花き産地の実現や花き産業の成長を図ることを目的としています。

事業内容

・花き流通の効率化等の取組
・ホームユース需要等に対応した品目等の転換の取組
・新たな需要開拓、消費拡大に向けた地域段階の取組
・ホームユース需要等の更なる拡大のための全国的な普及活動
・産地の花き生産の課題解決に資する技術実証等
・国と試験研究機関主導による全国レベルでの技術実証

公募期間

2025年2月17日(月)17:00まで


花き市場は、1998年に6,300億円というピークを迎えた後、生産者の減少や需要の変化などにより縮小傾向が続いており、2020年には3,300億円にまで減少しています。

コロナ禍では、おうち時間を充実させるために観葉植物や家庭菜園の需要が高まった一方で、冠婚葬祭などのイベントが自粛された影響で切り花の需要が大幅に減少しました。これにより、市場全体としては依然として低下傾向にあります。

日本の国産花きの流通は、品目や品種が多岐にわたり、小売業者が零細規模であることや、卸売市場を経由する割合が約7割と高いという特徴があります。また、2005年から2021年にかけての購入用途を見ると、「購入していない」層が増加しており、「プレゼント・贈答用」の需要が大幅に減少、「自宅用」も減少傾向にあります。

一方、市場全体の傾向として、生産者が自身で価格を設定して販売する仕組みを取り入れることで、販売額の向上が見られます。このため、花き業界では多様な販路の確保が重要視されています。

今後、若年層を中心とした新たな需要の開拓や、環境対応への取り組みなど、時代のトレンドに即した対応が花き業界の成長に欠かせない要素とされています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



カテゴリ 公募
関連タグ ジャパンフラワー 助成金 園芸 園芸作物 持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進 花き 花卉 花卉産業 補助金 農林水産省 農業
詳細はこちら

令和7年度持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【農林水産省関東農政局】「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」
2024年12月24日、農林水産省関東農政局は、「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」を公表しました。 「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」を取りまとめ、公表しました。 統計結果の概…
令和6年度「食糧麦備蓄対策事業」
農林水産省は、令和6年度「食糧麦備蓄対策事業」の公募について発表しました。 事業実施主体が、食糧麦備蓄対策事業実施計画に基づき食糧用輸入小麦を一定水準以上備蓄する場合、当該食糧用輸入小麦の備蓄にかかる…
独自開発有機培土と高機能環境制御ハウスにより高糖度ミニトマトを生産・販売する「OSMIC」が「三菱地所」と資本業務提携
2021年10月19日、株式会社OSMICは、三菱地所株式会社と資本業務提携に合意したことを発表しました。 これにより、三菱地所とOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5,0…
令和5年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス補助金」
2023年12月時点における、令和5年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス補助金」の概要が発表されました。 雇用の多くを占める中小企業の生産性向上、持続的な賃上げに向けて、新製品・サービスの開発や…
「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):8次締切」補助事業者採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):8次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年7月3日(水)まで 申請数:2,408…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集