注目のスタートアップ

アート・クリエイティブ体験のキュレーション型SNSを開発・運営する「KAMADO」が資金調達

company

2024年12月6日、株式会社KAMADOは、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は3200万円となりました。

アート・クリエイティブ体験のキュレーション型SNSを開発・運営しています。

アート、デザイン、器、本、文化、インテリアなど、さまざまな表現・体験をフォルダごとに整理・アーカイブできるキュレーション型SNSです。

今後もプロダクトの改善を行い、PMFを進めていきます。


日本のアート市場はその経済規模に対して小規模であることが指摘され、さらなる市場拡大が期待されています。

こうした背景のもと、アートとテクノロジーを融合させた、アートテックと呼ばれる領域が注目を集めています。アートテックはアート業界においてテクノロジーを活用することで、これまでにないアート体験をもたらしたり、アートの流通を変革したりすることを目指しています。

たとえば、アート作品のデジタル化とオンラインでの流通、アート作品を共有するためのプラットフォーム、アート投資を促進するプラットフォームなどが挙げられます。

KAMADOは、これまでのメディア運営、アーティスト支援、コミュニティ事業、SNS運営などを通じてアート業界の課題に向き合ってきた中で、アートという言葉に限定されない「表現」「体験」をアーカイブするサービスとしてキュレーション型SNSを提供しています。

日本は工芸品が日常生活に根づいて発展してきた国であり、日常生活の中での「美」の価値観が強い風土であると考えられています。KAMADOの方向性はこれに合致するものであり、今後どのように成長していくのか注目が必要です。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ KAMADO SNS アート アート作品 キュレーション クリエイティブ プラットフォーム 体験 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ふるさと納税の返礼品としてNFT活用を推進する「あるやうむ」が2,100万円調達
2021年12月17日、株式会社あるやうむは、総額2,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ふるさと納税の返礼品としてNFTがもらえるプラットフォームを開発しています。 自治体の税収増・…
ロサンゼルス発のライフスタイルメディア「TASTEMADE」を国内で運営する「Tastemade Japan」が映像プロダクションの「AOI Pro. 」と資本業務提携
2023年5月19日、Tastemade Japan株式会社は、株式会社AOI Pro.と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Tastemade Japanは、ロサンゼルス発のライフスタ…
学生の自主学習を支援する質問アプリを運営する「ラクモン」がオンライン家庭教師サービスを開始
2022年4月28日は、ラクモン株式会社は、2022年4月25日から、「Rakumon」アプリ(iOS/iPadOS向け)内において、オンライン家庭教師サービスの提供を開始したことを発表しました。 「…
スマートロックなど不動産に特化したハードウェア・ソフトウェアを展開する「ライナフ」が資金調達
2022年4月28日、株式会社ライナフは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、SBIインベストメント株式会社、ちばぎんキャピタル株式会社、宮銀ベンチャーキャピタル株式会社です。 ライナフ…
空間レイヤープラットフォームを提供する「STYLY」が「三菱商事」から資金調達
2024年4月8日、株式会社STYLYは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱商事株式会社です。 空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を提供しています。 VRやA…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集