注目のスタートアップ

クラフトビール醸造所向け管理ソフトや物流ソリューションを提供する「Best Beer Japan」が2.1億円調達

company

2024年11月29日、Best Beer Japan株式会社は、総額2億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Best Beer Japanは、クラフトビール醸造所専用の樽管理システム「Keg Management」や、樽のシェアリングサービス「レン樽」、クラフトビール卸売ECサイトなどを展開しています。

「Keg Management」は、樽に貼ったQRコードを用い、樽の在庫数や出荷先の登録をスマートフォン1台で管理できるシステムです。出荷記録を活用することで、酒税計算を効率化することも可能です。


クラフトビールとは、小規模な醸造所で、こだわりを持って作られるビールのことです。

国内のクラフトビール業界はまだ歴史が浅いこともあり、業界全体を把握する情報は多くありません。しかしながら、2000年代の国内醸造所の数は200か所を切る程度であったのに対し、2024年には全国で800か所を超えるほどにまで成長しているというデータもあります。

このようなクラフトビール業界の成長のもと、Best Beer Japanはクラフトビール醸造所を支援する管理ソフトや物流ソリューションを提供しています。

クラフトビール醸造所の大部分は小規模な事業者であるため、デジタル化が進んでいないという課題を抱えています。

とくにアルコール飲料は酒税が絡んでくるなど、業界特有の業務があることから汎用的なクラウドサービスが利用できないこともあります。そのため特化型のサービスが求められているのです。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Best Beer Japan BtoB EC Keg Management アルコール クラフトビール シェアリング ビール 卸売 株式会社 物流 管理 管理システム 資金調達 醸造 醸造所
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ライブ配信で商品の魅力を伝えるクラウドファンディングプラットフォームを運営する「カウメル」が1億円調達
2023年3月21日、株式会社カウメルは、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カウメルは、ライブ配信(ライブコマース)で商品の魅力を伝えるクラウドファンディングプラットフォーム「カウメル…
クラウド録画サービス「セーフィー」が新型コロナ対策支援パッケージの無料提供を開始
2021年1月19日、セーフィー株式会社は、「Safie Pocket2(セーフィー ポケット2)」を2カ月間無料で利用できる新型コロナ対策支援パッケージの提供を開始したことを発表しました。 セーフィ…
AIマッチングテクノロジーを活用したSES企業「Rezon」が3000万円調達
2024年12月2日、株式会社Rezonは、総額3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rezonは、ITエンジニア・現場の不安やミスマッチを軽減し、さらにエンジニアへの高還元とキャリア…
小規模事業者の後継者課題を解決する「ニホン継業バンク」運営の「ココホレジャパン」が資金調達
2021年3月25日、ココホレジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インパクト投資を推進する一般財団法人社会変革推進財団などです。 ココホレジャパンは、小規模事業者の後…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「フジア」が4.65億円調達
2022年10月18日、フジア株式会社は、総額4億6,500万円の資金調達を実施しました。 直近では、2022年8月2日に、総額3.35億円の資金調達を発表しています。 フジアは、オンラインアシスタン…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集