注目のスタートアップ

新規航空路線の就航を目指す地域航空スタートアップ「ジェイキャスエアウェイズ」が2億円調達

company

2024年11月11日、株式会社ジェイキャスエアウェイズは、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約6.5億円となりました。

ジェイキャスエアウェイズは、関西国際空港(KIX)と富山空港(TOY)、関西国際空港と米子空港(YGJ)を結ぶ新規航空路線の就航を目指しています。

2026年春の新規就航を目指しています。

今回の資金は、機材リース、システム開発、人材採用などに充当する予定です。


日本国内には97の空港があります(2024年11月現在)。

拠点空港が28か所、地方管理空港が58か所、その他空港が7か所、自衛隊との共用空港が8か所という内訳です。

このように国内には多くの空港が存在しており、さまざまな地域に飛行機でのアクセスが可能であることがわかります。

しかしながら地方空港は、経営の悪化や、国内線利用者の低迷といった課題を抱えています。そのため、持続的発展に向けたさまざまな取り組みが進められています。

そのうちのひとつとして、地域振興と連携した取り組みが挙げられます。

空港は、地域交通体制の起点となるものです。国内他地域や国外からの利用者を受け入れる玄関口であり、その利便性やその他の特徴は、地域の観光地などとしての魅力にもつながります。

このような背景のもと、ジェイキャスエアウェイズは、新たな就航路線により、その地域に直接人流を作りだし、さらに空港を起点とした地域創生に取り組むことで、人流と経済の活性化を図ることを目指しています。

また、地域の交通や観光事業者などと連携し、空港と二次交通とのシームレスな移動を実現することで利便性を向上させたり、旅・観光の目的となる「食・体験・宿泊」が一体となったエリア開発を地域と共創するなど、地域創生事業として成長させていくことを目指しています。

2026年春の就航時は1機・2路線で開始し、その後5年間で7機・16路線への拡大を目指します。

事業の成長には資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB ジェイキャスエアウェイズ 交通 地域創生 地域航空 地方創生 富山空港 旅行 株式会社 移動 空港 米子空港 航空 観光 資金調達 関西国際空港
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ザブーン」が船員労務管理SaaS「MARITIME 7」をリリース
2022年6月23日、株式会社ザブーンは、「MARITIME 7(マリタイムセブン)」をリリースしたことを発表しました。 「MARITIME 7」は、スマートフォンやタブレットから勤怠登録ができるサー…
スマートホームサービス「SpaceCore」を提供する「アクセルラボ」が3.9億円調達
2023年7月26日、株式会社アクセルラボは、3億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、石田克史氏(ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社:代表取締役会長兼社…
人財×デジタルにより人手不足の課題を解決する「コクー」が6.1億円調達
2023年10月11日、コクー株式会社は、総額6億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コクーは、労働人口減による人手不足を「人財」×「デジタル」で解決することを目的に、ITインフラ…
企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow」を展開する「QuickWork」が2億円調達
2022年11月16日、株式会社QuickWorkは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 QuickWorkは、全国500万社以上の企業データを基盤に営業の効率化を支援する「Sale…
パートナー関係管理システム(PRM)「PartnerProp」を提供する「パートナープロップ」が資金調達
2025年1月29日、株式会社パートナープロップは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は9億円超となります。 パートナープロップは、パートナー関係管理システム(P…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集