注目のスタートアップ

商業用不動産データ分析基盤の提供などにより不動産業界のDXを推進する「estie」が28億円調達

company

2024年10月8日、株式会社estieは、総額28億円の資金調達を実施したことを発表しました。

estieは、商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に不動産業界のDXを推進しています。

商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」や、物流不動産データ分析基盤「estie 物流リサーチ」、不動産売買領域や賃貸領域の取引業務支援サービス「estie 案件管理」、能動的な不動産取引を促進する案件創出型データ基盤サービス「estie 所有者リサーチ」などを提供しています。

今回の資金は、M&Aの推進、人材採用によるプロダクト拡張、AI技術への積極投資などに充当します。


estieは、オフィス探しをシンプルにするための物件探索・提案プラットフォーム「estie」と、デベロッパーや不動産機関投資家の投資・運用業務を支援する「estie pro」(現:estie マーケット調査)から事業をスタートしています。

一般的な消費者が賃貸物件を探す際は、不動産ポータルサイト、いわゆる部屋探しサイトを利用しています。

しかし、法人向けであるオフィス賃貸の場合は、オフィスビルやテナント情報を集約したサイトはなく、賃料などの情報もWeb上で公開されていない場合がほとんどあるため、間取りや賃料などの必要な情報ですら手に入れられないという課題を抱えていました。

estieは、国内オフィス市場に散在するデータの整備に注力し、現在は、その知見を活かし、他アセットへの展開やバーティカルSaaS企業として不動産事業者のDXを推進しています。

事業の拡大のためには資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX データ分析 不動産 基盤 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物のゲノム編集プラットフォーム技術によりスピーディな種苗開発を実現する「グランドグリーン」が6.5億円調達
2024年6月21日、グランドグリーン株式会社は、総額約6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グランドグリーンは、環境負荷の低い種苗や迅速な種苗開発を実現するためのゲノム編集技術…
症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」などを提供する「Ubie」が27.6億円調達
2022年10月6日、Ubie株式会社は、総額27億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年7月27日に35億円の資金調達を発表しています。 Ubieは、症状検…
動物向けのiPS細胞由来再生医療等製品開発の「Vetanic」が1.5億円調達
2021年7月15日、株式会社Vetanicは、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本大学と慶應義塾大学発のスタートアップ・ベンチャーで、動物向けのiPS細胞由来再生医療等製…
「土屋」が障害者福祉施設で働く人向け動画研修システム「ウェルビーラーニング」を運営する「フェアテクノロジーズ」に出資
2023年2月10日、株式会社土屋は、株式会社フェアテクノロジーズに500万円の出資を行ったことを発表しました。 フェアテクノロジーズは、障害者福祉施設で働く人向けの動画研修システム「ウェルビーラーニ…
【11月下旬締切予定】「省力化投資補助金(一般型)」第4回公募
「省力化投資補助金(一般型)」の第4回公募要領が公開されました。 中小企業省力化投資補助金「一般型」は、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集