【東京都】第8回「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」補助金(申請予約:11/6締切)

subsidy

第8回「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」のご案内です。

公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する支援事業です。

都内中小企業者が 「製品・サービスの質的向上」による競争力強化や「生産能力の拡大」のための生産性向上を進める際に必要となる機械設備等の導入経費の一部を助成します。

今年度から、すべての事業区分においてゼロエミッション要件・賃上げ要件の適用が可能となっています。

この事業は、試作・開発ではなく、量産フェーズの申請が対象です。

助成対象者

2024年4月1日現在で、東京都内に登記簿上の本店または支店があり(個人にあっては都内で開業届出をして事業を営んでいる者)、2年以上事業を継続している中小企業者等

助成対象事業

以下の1~4のいずれかに該当する事業であること。

「1 競争力強化」
更なる発展に向けて競争力強化を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業

「2 DX推進」
IoT、AI、ロボット等のデジタル技術の活用により、新しい製品・サービスの構築や既存ビジネスの変革を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業

「3 イノベーション」
都市課題の解決に貢献し国内外において市場の拡大が期待される産業分野において、新事業活動に取り組むことで、イノベーション創出を図るために必要となる機械設備を新たに導入する事業

「4 後継者チャレンジ」
事業承継を契機として、後継者による事業多角化や新たな経営課題の取り組みに必要となる設備等を新たに導入する事業

助成率・助成限度額

事業区分 要件 助成額
ゼロエミ要件 賃上げ要件 助成率
1 競争力強化  
中小企業者
2分の1以内 100万円~1億円
  3分の2以内
4分の3以内
  4分の3以内
 
小規模企業者
3分の2以内
  3分の2以内
4分の3以内
  4分の3以内
2 DX推進
3 イノベーション
4 後継者チャレンジ
3分の2以内
  4分の3以内
  4分の3以内

申請予約期間

2024年10月23日(水)9時~2024年11月6日(火)17時まで

申請受付期間

2024年11月1日(金)9時~2024年11月15日(金)17時まで


経済産業省は、2025年までに日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を達成できなければ、年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性があると警告しています。DXは、単なるデジタル化ではなく、AIやIoT、ロボット、ブロックチェーンなどの最先端技術を活用して企業の業務やビジネスモデルを根本から変革し、競争力を高める施策です。

DXを実現するためには、先端技術を導入するための設備投資が不可欠ですが、そのコストが高額であるため、多くの中小企業にとって資金的な課題となっています。さらに、世界的に環境負荷の低減を目指す動きが加速しており、日本企業も環境対応型の経済活動への迅速な移行が求められています。

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、競争力強化を目的とした設備投資を支援する助成金制度で、最大1億円の支援が受けられます。

ゼロエミッションを目指す省エネルギー効果の高い取り組みや、賃上げを伴う施策に対しては、助成率がさらに拡充されるため、成長を目指す中小企業にとって非常に有力な選択肢となるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サービス ゼロエミッション 中小企業 助成 向上 導入 拡大 東京都 機械設備 生産 生産性向上 第8回 能力 製品 賃上げ 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業
詳細はこちら

第8回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「日本中小企業大賞2023」 応募期間7/20~9/22
「日本中小企業大賞2023」のエントリーが受付中です。 一般社団法人中小企業からニッポンを元気にプロジェクトは、日本経済を支える中小企業や社員にスポットライトを当てて表彰すべく、2021年より“中小企…
【東京】「先進的防災技術実用化支援事業」災害対応の製品改良・実用化に助成金1,000万円
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「先進的防災技術実用化支援事業」について発表しました。 都内事業者が自社で開発した、都市防災力を高める優れた技術・製品・試作品の改良・実用化に助成金を交付するもので…
令和5年度補正予算「IT導入補助金」概要発表
2023年12月時点における、令和5年度補正予算「IT導入補助金」の概要が発表されました。 業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたITツール等の導入費用を支援する補助金制度です。 令和5年…
定額制の全国住み放題・多拠点コリビング・サービス運営の「アドレス」が資金調達
2020年8月6日、株式会社アドレスは、資金調達を実施したことを発表しました。 定額制の全国住み放題・多拠点コリビング・サービス「ADDress(アドレス)」を展開しています。 “住居”を自由にするだ…
子連れにいい場所がわかる地図アプリを手がける「iiba」が資金調達
2024年1月30日、株式会社iibaは、資金調達を実施したことを発表しました。 iibaは、子連れにいい場所がわかる地図アプリ「iiba」を開発・提供しています。 遊び場・飲食店・授乳室・トイレなど…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集