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2024年10月1日中高生向け情報・プログラミング学習サービス「ライフイズテック レッスン」などを提供する「ライフイズテック」が資金調達

2024年9月30日、ライフイズテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、「八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合」(株式会社八十二銀行子会社の八十二インベストメント株式会社運営)です。
ライフイズテックは、以下のサービス・事業を展開しています。
・中学校・高等学校向けの情報・プログラミング学習サービス「ライフイズテック レッスン」
・学習塾向け情報Ⅰ対策教材「情報AIドリル」
・中高生向けプログラミング・ITキャンプ「ITキャンプスクール」
・中高生向けプログラミングスクール「ライフイズテック スクール」
・自治体向けの地域デジタル人材育成事業
・法人向けDX研修サービス
・大学生向けメンター育成プログラム
中学校・高校向けクラウド教材「ライフイズテック レッスン」は、WebサイトやAIレジを実際に作りながら、プログラミングを学ぶ教材です。
教材だけでなく、教師の業務効率化に役立つツール・機能の提供や、生徒ひとりひとりの進捗・学習定着度を見ながら個別最適な指導を可能にする進捗管理機能の提供を行っています。
全国600以上の自治体、4400校の公立・私立学校に導入されています。
八十二銀行と協力し、地域企業が直面するデジタル化の課題に対応するほか、地域活性化につながるデジタル人材育成のエコシステム創出に取り組みます。
デジタル技術の発展により、社会は急速な変化を迎えています。
また、SDGs(持続可能な開発目標)の推進や、不透明な国際情勢など、これまでの経済活動・社会活動が大きく揺れ動く時代にもなっています。こうした背景のもと、教育のあり方にも変化が求められています。
その一環として、学習指導要領が大幅に改訂されました。小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、高等学校では2022年度から、新しい学習指導要領に基づく教育が全面的に実施されています。
たとえば、高等学校では共通必修科目として「情報Ⅰ」が新設され、すべての生徒がプログラミングやネットワークの基礎について学習しています。
ライフイズテックは主力事業として、中学校・高等学校向けに情報Ⅰのクラウド学習教材「ライフイズテック レッスン」を展開し、教育機関における情報科目の学習・指導をサポートしています。
また、デジタル社会において充実が求められているデジタル人材を育成する事業も展開しています。さらに今回の資金調達により、地域企業のデジタル化の課題解決や、デジタル人材育成のエコシステム創出に取り組むとしています。
企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
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