注目のスタートアップ

中高生向け情報・プログラミング学習サービス「ライフイズテック レッスン」などを提供する「ライフイズテック」が資金調達

company

2024年9月30日、ライフイズテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、「八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合」(株式会社八十二銀行子会社の八十二インベストメント株式会社運営)です。

ライフイズテックは、以下のサービス・事業を展開しています。

・中学校・高等学校向けの情報・プログラミング学習サービス「ライフイズテック レッスン」
・学習塾向け情報Ⅰ対策教材「情報AIドリル」
・中高生向けプログラミング・ITキャンプ「ITキャンプスクール」
・中高生向けプログラミングスクール「ライフイズテック スクール」
・自治体向けの地域デジタル人材育成事業
・法人向けDX研修サービス
・大学生向けメンター育成プログラム

中学校・高校向けクラウド教材「ライフイズテック レッスン」は、WebサイトやAIレジを実際に作りながら、プログラミングを学ぶ教材です。

教材だけでなく、教師の業務効率化に役立つツール・機能の提供や、生徒ひとりひとりの進捗・学習定着度を見ながら個別最適な指導を可能にする進捗管理機能の提供を行っています。

全国600以上の自治体、4400校の公立・私立学校に導入されています。

八十二銀行と協力し、地域企業が直面するデジタル化の課題に対応するほか、地域活性化につながるデジタル人材育成のエコシステム創出に取り組みます。


デジタル技術の発展により、社会は急速な変化を迎えています。

また、SDGs(持続可能な開発目標)の推進や、不透明な国際情勢など、これまでの経済活動・社会活動が大きく揺れ動く時代にもなっています。こうした背景のもと、教育のあり方にも変化が求められています。

その一環として、学習指導要領が大幅に改訂されました。小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、高等学校では2022年度から、新しい学習指導要領に基づく教育が全面的に実施されています。

たとえば、高等学校では共通必修科目として「情報Ⅰ」が新設され、すべての生徒がプログラミングやネットワークの基礎について学習しています。

ライフイズテックは主力事業として、中学校・高等学校向けに情報Ⅰのクラウド学習教材「ライフイズテック レッスン」を展開し、教育機関における情報科目の学習・指導をサポートしています。

また、デジタル社会において充実が求められているデジタル人材を育成する事業も展開しています。さらに今回の資金調達により、地域企業のデジタル化の課題解決や、デジタル人材育成のエコシステム創出に取り組むとしています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX EdTech スクール デジタル デジタル人材 プログラミング プログラム レッスン 人材育成事業 地域活性化 学習 学習塾 情報 教材 教育 教育機関 株式会社 法人 研修サービス 育成 自治体 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

可動産プラットフォーム事業を展開する「YADOKARI」が3.2億円調達
2024年5月7日、YADOKARI株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 YADOKARIは、「タイニーハウス」「ミニマルライフ」「多拠点居住」に着目し、自由な生…
AIでソフトウェア・テストを自動化する「Magic Pod」運営の「TRIDENT」が5,000万円調達
2020年4月27日、株式会社TRIDENTは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIでソフトウェア・テストを自動化するクラウド・サービス「Magic Pod」を運営してい…
日本のモノづくりブランドをテクノロジーを活用して世界に提供する「MOON-X」が10億円超調達
2020年2月4日、MOON-X株式会社は、総額10億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 日本のモノづくりを体現するブランド群を、テクノロジーを活用して世界中に提供しています。 ブランド第1…
株式会社Sene-G  真崎今日子|民間学童の事業展開が注目の企業
民間学童の事業展開で注目なのが、真崎今日子さんが2013年2月に創業した株式会社Sene-Gです。 2020年時点で夫婦共働き世帯数は1500万世帯以上あり(労働力調査基本集計2020年)、増加の一途…
中小企業・スタートアップ向けにバックオフィス業務のデジタル化支援事業などを展開する「Wewill」が1億円調達
2022年10月14日、株式会社Wewillは、総額1億200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Wewillは、バックオフィスリモートサービス(経理・労務)や、SaaS導入支援事業、業務変…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集