注目のスタートアップ

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する「The Chain Museum」が資金調達

company

2024年8月19日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、ジャフコ グループ株式会社が運営する投資事業有限責任組合です。

The Chain Museumは、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」の運営、ギャラリー事業、法人向け空間プロデュース事業などを展開しています。

「ArtSticker」は、アートと出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供するアート・コミュニケーションプラットフォームです。

国内外さまざまなジャンルの作品と出会える機能や、アーティストに直接金銭的な支援と感想を送れる機能、作品の販売・購入機能、美術館やアートイベントなどで活用できるチケット販売機能、音声ガイド機能、デジタルスタンプラリー機能などを提供しています。

今回の資金は、プロダクト開発、マーケティング、採用・組織体制の強化に充当します。


日本のアート市場はその経済規模に対して小規模であることが指摘されており、さらなる成長が期待されています。

近年、アートビジネス領域では「アートテック」と呼ばれるアートとテクノロジーの融合が注目を集めています。アートテックとは、アート業界におけるテクノロジーの活用を指し、例えば、作品のオンライン化や、アート作品を共有するためのプラットフォーム構築などがその一環として展開されています。

他の多くの市場が成熟し、新規開拓の余地が乏しい状況にある中で、アートはその新鮮さと独自性により、人びとに新たな価値を提供する分野として注目されています。そのため、アートを活用した事業展開を行う企業が増加してきています。

また、社会課題の解決においてもアートやクリエイティブの役割が重要視されており、今後の市場拡大が期待されています。

こうした背景のもと、The Chain Museumは、アーティストと鑑賞者の新たな関係性を構築するプラットフォーム「ArtSticker」や、アートを活用した空間プロデュースを通じ、アートを中心とした新たな体験の創出を行っています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB アート コミュニケーション プラットフォーム ブランディング プロデュース プロモーション 企画 株式会社 現代アート 美術 芸術 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「RiskTaker」が代替肉(植物肉)を手掛ける「ネクストミーツ」に投資実行
2022年12月1日、株式会社RiskTakerは、ネクストミーツ株式会社に投資を実行したことを発表しました。 ネクストミーツは、代替肉(植物肉)の研究開発や、開発した代替肉を利用した商品「NEXTカ…
音声コミュニケーション・ツール提供の「BONX」が3.1億円調達
2020年4月27日、株式会社BONXは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けコミュニケーション・アプリ「BONX for BUSINESS」や、ヘッドセット「B…
高血圧治療用アプリなど「治療アプリ」を展開する「CureApp」 米投資会社「カーライル」が70億円のマイノリティ成長投資を実施
2022年8月16日、株式会社CureAppは、カーライル(本社:米国ワシントンD.C.)からマイノリティ出資を受け、戦略的提携を発表しました。 カーライルによる投資額は約70億円です。 CureAp…
クラウド受付システム提供の「RECEPTIONIST」が資金調達
2020年3月13日、株式会社RECEPTIONISTは、資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド受付システム「RECEPTIONIST」を提供しています。 日程調整や、会議室の予約、担当者へ…
法人向けAIツール「AI Works」とAI研修事業を手がける「デジライズ」が資金調達
2024年9月30日、株式会社デジライズは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、GMOインターネットグループ株式会社です。 デジライズは、AI研修(動画学習+ワークショップ)「法人リスキ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集