創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年6月18日【東京都】令和6年度第1回「事業承継支援助成金」

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度第1回「事業承継支援助成金」の公募について発表しました。
事業承継、経営改善を実施する過程において活用する外部専門家等に委託して行う取り組みに対し、その経費の一部を助成することにより、都内中小企業の持続的な成長・発展に向けた新たな事業展開に寄与し、もって円滑な事業承継、経営改善につなげていくことを目的とする事業です。
助成対象事業(いずれか1つのタイプを選択)
【Aタイプ(後継者未定)】
第三者への事業譲渡(M&A等)に向けた取り組み。
【Bタイプ(後継者決定)】
後継者への事業承継(譲渡)に向けた取り組み。
【Cタイプ(企業継続支援)】
令和5年度の企業継続支援を受けて実施する、事業承継・経営・改善などの取り組み。
【Dタイプ(譲受支援)】
取引先の事業又は株式の譲受に向けた取り組み。
助成額
上限200万円(下限額20万円)
申請エントリー期間
2024年6月14日(金)~2024年7月12日(金)17:00
社会の高齢化に伴って経営者の高齢化が進む中で、中小企業の事業承継は社会的な課題として認識されています。
もし事業承継が進まず、貴重な経営資源やノウハウなどが失われてしまえば、経済全体の損失につながる可能性があります。そのため、中小企業がこれまで培ってきた経営資源をきちんと次世代に承継していくことが求められています。
中小企業庁「2022年版 小規模企業白書」によれば、後継者不在率の推移については、2017年の66.5%をピークに近年は微減傾向にありますが、2021年においても61.5%と高い割合にあります。
「事業承継支援助成金」は、都内中小企業の事業承継・経営改善を支援する助成金です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 中小企業 事業承継 事業承継支援助成金 事業譲渡 令和6年度 公募 公益財団法人 助成 専門家 後継者 東京都 東京都中小企業振興公社 経営改善 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
公益財団法人市村清新技術財団は、「新技術開発助成」の第2次募集について発表しました。 市村清新技術財団は、広く科学技術に関する独創的な研究や新技術を開発し、これを実用化することによって我が国の産業・科…
農林水産省は、令和6年度「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」の2次公募について発表しました。 多様な消費者・実需者ニーズに適応するため、米の生産から消費に至るまでの…
2024年9月24日、経済産業省は、気圧と前線による大雨に伴う災害に関して、石川県の6市町(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町)に災害救助法が適用されたことを踏まえ、被災…
2024年12月20日、中小企業庁は、「成長加速マッチングサービス」の事業者先行登録を開始したことを発表しました。 「成長加速マッチングサービス」は、中小企業と支援機関(金融機関、投資機関、認定支援機…
国土交通省は、令和5年度補正事業実施分「被害者保護増進等事業費補助金(介護職員等緊急確保事業)」の公募を開始したことを発表しました。 自動車事故による重度後遺障害者が、障害者支援施設やグループホームで…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…