【10/23-24開催】都内中小企業と大手企業研究開発部門等とのマッチングイベント「新技術創出交流会2024」

event

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「新技術創出交流会2024」を2024年10月23日・24日に開催することを発表しました。

「新技術創出交流会2024」は、優れた技術や製品を有する都内中小企業と大手企業の研究開発部門等とのマッチングイベントです。

開催当日は、「製品展示会」も同時開催します。

開催規模(2023年度実績)

・中小企業エントリー数:497社(過去最多)
・大手企業:190社・276部門(過去最多)
・マッチング数:439件

ポイント

1. 200を超える大手企業にPRが可能
エントリー時に大手企業向けに「技術アピールシート」を作成し、ご提出いただきます。これにより、公社がネットワークを持つ200を超える大手企業開発部門等へ一斉にPRできる機会が生じます。

2. ニーズマッチング型の「個別面談会」
オープンイノベーション志向の大手企業から面談のオファーを獲得した企業のみがご参加いただける「ニーズマッチング型」の参加システムを採用しています。大手企業の最新の開発ニーズ等に基づくマッチングを通じて、新たな成長産業分野等への参入機会が広がります。

3. 経験豊富なコーディネーターによるサポート
公社には、大手メーカー等で製品・技術開発等に従事した経験を持つコーディネーターが多数在籍しています。事前に大手企業等からの技術ニーズのヒアリングを行い、面談でのファシリテーションを通じて、円滑なマッチングをサポートいたします。

4. 「製品展示会」を同日開催
個別面談会と同日に「製品展示会」を開催します。面談後に、展示ブースで大手企業へ向け現物を見せアピールすることで面談効果を高められます。また製品展示を行う中小企業間での声掛け等をきっかけとして新たなビジネスにつながる事例が多数生じています。

概要

開催日:2024年10月23日(水)・24日(木)
会場:東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)
参加費用:無料
エントリー期間:2024年6月24日(月)
募集対象企業:
(1)東京都内に事務所を有する中小企業であること(事業活動の実態があること)
(2)会期中2日間とも参加が可能なこと
(3)大手企業からの開発要望や改良要望に対応可能なこと
対象分野:加工/電気・電子・光学/システム・ソフトウェア/評価・検査/材料/IoT・AI/その他製造分野全般など

留意事項

大手企業等から10/23・24の面談オファー(指名)がない場合は新技術創出交流会(個別面談会、製品展示会)に参加することはできません。


さまざまな企業でオープンイノベーションに取り組む事例が増加しています。

オープンイノベーションとは、自社以外の企業・組織が保有する知識・技術などを取り入れることでイノベーションを起こす取り組みのことです。

オープンイノベーションが注目されている背景には、短期スパンで変化する市場になっていること、企業に社会課題解決が求められていること、市場の多様化などがあります。

こうした環境の変化により、従来の自社リソースのみでアイデアを発展させ、サービス・プロダクトを市場に投入するということが難しくなっています。したがって他企業との協力が重要となっているのです。

大企業はヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を豊富に保有している一方で、革新的なアイデアを生み出し、それを実行するという柔軟性がないという課題を抱えています。

スタートアップは経営資源に課題を抱えていますが、一方でフットワークが軽いという強みがあります。

スタートアップと大企業のオープンイノベーションは、こうしたお互いの強みを活かし、弱みを補完して、イノベーションを起こすことができます。

大企業と中小企業・スタートアップが交流する機会は限られているため、オープンイノベーションにより成長を目指す企業は、こうした機会を逃さないようにすることが重要です。

オープンイノベーションでは自社にはないリソースを活用できるため、ビジネスを大きく成長させられる可能性があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、協業できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ イベント
関連タグ オープンイノベーション ネットワーク マッチングイベント 中小企業 交流会 公益財団法人 大手企業 展示会 技術 新技術 新技術創出交流会2024 東京都中小企業振興公社 研究開発 製品 開催 開発
詳細はこちら

都内中小企業と大手企業等との大規模マッチングイベント開催。エントリー企業募集中!(参加無料)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタル空間を舞台とした江戸・東京の魅力を発信するイベント「SusHi Tech Tokyo」第2弾 出展企業・空間装飾を募集
東京都は、先端のテクノロジーや多彩なアイデア、デジタルノウハウによって、世界共通の都市課題を克服する「持続可能な新しい価値」を生み出す「Sustainable High City Tech Tokyo…
認証・閉域化・通信制御を一元管理するクラウドプラットフォームを提供する「closip」が資金調達
2022年9月12日、株式会社closipは、アセンテック株式会社に対して第三者割当増資を実施したことを発表しました。 closipは、独自のネットワーク技術「LTE over IP(LTE 仮想化技…
今後の中小企業向け資金繰り支援が公表
経済産業省は、今後の中小企業向け資金繰り支援について公表しました。 また、関係省庁と共に、官民金融機関等に対してコロナ資金繰り支援策の転換を踏まえた事業者支援の徹底等を要請しました。 今後の中小企業向…
【10/27開催】「食関連分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」
農林水産省、経済産業省関東経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部は、「食関連分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」の開催を発表しました。 農林水産省と経済産業省関東経済産業局は、…
リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供する「ジザイエ」が2億円調達
2024年3月11日、株式会社ジザイエは、総額約2億円の資金調達を実施したこと発表しました。 ジザイエは、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。 高品質な映像デ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集