【東京都】「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」

subsidy

東京都は「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」について発表しました。

次の奨励事業から、実施するプラン、コース・事業を選択し(複数選択可)、都が定める全ての取組事項の実施が確認できた場合に奨励金を支給します。

Ⅰ 働きやすい職場環境づくり推進プラン(上限100万円)

A 育児と仕事の両立推進コース

「①育児と仕事の両立制度整備事業」
・育児と仕事の両立支援のための休暇制度等を新たに整備:20万円
・上記に加え、ジョブリターン制度を整備:20万円

「②男性の育児参加推進事業」
・男性の育児参加を推進するための目標や取組内容を設定:20万円

「③育児中の従業員のための多様な働き方整備事業」
・上記に加え、ジョブリターン制度を整備:20万円

B 介護と仕事の両立推進コース

「①介護と仕事の両立推進事業」
・介護と仕事の両立に関する相談窓口を社内に設置し、取組計画を策定:40万円

「②介護離職防止のための制度整備事業」(B①を実施した場合に、実施可能)
・介護中の従業員が各自の状況に応じて柔軟な働き方ができるよう、法を上回る介護休業制度や介護サービス利用支援制度等を新たに整備:40万円
・上記に加え、ジョブリターン制度を整備:20万円

C 病気治療と仕事の両立推進コース

・病気治療と仕事の両立に関する相談窓口を社内に設置し、病気治療のための休暇制度や多様な勤務形態制度等を新たに整備:20万円
・上記に加え、ジョブリターン制度を整備:20万円

Ⅱ ライフイベントと仕事の両立スキルアップ応援プラン

・育児等のライフイベントと仕事を両立できるようスキルアップ支援制度を新たに整備:20万円

備考

・Ⅰプランにおいて、複数のコース・事業を実施した場合は、上限金額が100万円となります
・ⅠプランとⅡプランを組み合わせて実施した場合、上限額が120万円となります

対象

・都内で事業を営んでいる中小企業等

事前エントリー受付日等

  事前エントリー受付日(時間は全日10時~15時) 申請書類提出期限 交付決定日(事業実施期間開始日) 予定社数
Iパターン Ⅰ+Ⅱパターン
第1回 6月4日(火)、6月5日(水) 7月2日(火) 8月1日(木) 110社 20社
第2回 6月27日(木)、6月28日(金) 7月26日(金) 9月1日(日) 130社 35社
第3回 7月30日(火)、7月31日(水) 8月28日(水) 10月1日(火) 130社 30社
第4回 8月29日(木)、8月30日(金) 9月30日(月) 11月1日(金) 105社 10社
第5回 9月30日(月)、10月1日(火) 10月29日(火) 12月1日(日) 25社 5社

国内では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少や育児・介護との両立が課題となっており、多様な人材が働きやすい環境の整備が求められています。さらに、コロナ禍を契機にテレワークが普及し、より多様な働き方を実現する環境が整いつつあります。

こうした背景から、働き方改革や多様な働き方が推進され、企業では働く場所、時間、業務内容などの労働環境の見直しが活性化しています。

また、働きやすい職場環境の整備は、人材獲得や定着に繋がる重要な要素です。現在、さまざまな業界で人手不足が深刻な課題となっており、職場環境の改善は重要な取り組みの一つと言えます。

「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」は、働きやすい職場環境を作るための多様な取り組みに対して奨励金を交付する支援事業です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ ライフイベント 両立 両立支援 介護 休暇 働きやすい職場環境 制度 多様な働き方 奨励金 従業員 支給 整備 東京都 東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金 相談窓口 育児 設置
詳細はこちら

東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社と株式会社の違いサムネイル
合同会社とは?株式会社との違い、メリット・デメリットをわかりやすく比較
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「クラウドファンディング活用助成金」
東京都は、令和5年度「クラウドファンディング活用助成金」を実施しています。 購入・寄付型クラウドファンディングを活用する際に支払う利用手数料の一部を助成することにより、創業や、ソーシャルビジネス等への…
第34回ピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」 テーマは「家庭と仕事の両立を目指す女性向けの再就職支援サービス」
東京都による「UPGRADE with TOKYO」第34回ピッチイベントが開催されます。 東京都は、スタートアップによる都政課題解決に向けた製品等のピッチや、行政機関、VCや企業等との交流の場を創出…
【東京都】「市場開拓助成事業」助成金 申請エントリー5/18締切
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「市場開拓助成事業」について発表しました。 販路開拓を目的とした展示会の出展に助成金を交付します。 対象商品 ・東京都・公社の事業において評価、認定、支援等を受け…
リファラル採用サービス運営の「MyRefer」が6億円調達
2021年2月25日、株式会社MyReferは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 リファラル採用を活性化させるサービス「MyRefer」を運営しています。 企業・従業員・将来の採用候…
介護施設利用者の事故をAI画像解析技術によって検知し予防につなげる「N-SYSTEM-ai」がリリース
2022年12月8日、株式会社North Handは、新サービス「N-SYSTEM-ai(エヌ・システム・アイ)」を2022年12月10日から提供開始することを発表しました。 「N-SYSTEM-ai…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集