注目のスタートアップ

クラウドロボティクスプラットフォームを提供する「ラピュタロボティクス」が資金調達

company

2024年3月28日、ラピュタロボティクス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ラピュタロボティクスは、クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。

2024年3月現在、ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」、自動フォークリフト「ラピュタAFL」、自動倉庫「ラピュタASRS」の3つのソリューションを物流業界向けに提供しています。


製造業や物流倉庫では、生産性向上や省人化のため、テクノロジーの活用が進んでいます。

その中でも、AIによって状況を判断し、最適な行動を選択するロボットである自律ロボットは大幅な効率化につながるため、さまざまな現場で導入に向けた取り組みが進められています。

これまで工場や物流倉庫の工程間の搬送には、AGV(無人搬送車)が利用されてきました。

AGVは、床に貼り付けた磁気テープなどを目印にして自動で走行する車両ロボットです。

しかし、AGVを導入するには導線を設計する必要があり、工場や倉庫のレイアウトを変更する必要がありました。このため、導入には高いコストと限られた適用範囲が課題となっていました。

このデメリットを解決するのがAMR(自律走行搬送ロボット)です。

AMRはAIによってリアルタイムにルートを考えて移動するため、磁気テープなどの目印は必要ありません。また、人間の存在を感知し、最適な行動を取ることができるため、人間とロボットが同じ環境で働くことが可能です。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AMR BtoB クラウド ピッキング ファクトリーオートメーション プラットフォーム ロボティクス 倉庫 工場 株式会社 物流 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「メリービズ」が「Handii」が提供する法人カード発行サービス「paild」を活用した「原価計算ソリューション」を発表
2020年10月20日、メリービズ株式会社は、株式会社Handiiが提供する「paild」を活用した「原価計算ソリューション」を発表しました。 Handiiが提供する「paild」は、必要な分だけ法人…
住宅確保困難者向け住居支援事業を展開する「Rennovater」が1.25億円調達
2022年6月24日、Rennovater株式会社は、総額1億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rennovaterは、生活保護世帯などの住宅確保困難者に向けた住居支援事業を展開…
【最大3億円支援】「持続可能な物流を支える物流効率化実証事業」
令和6年度補正予算「持続可能な物流を支える物流効率化実証事業」のご案内です。 企業規模を問わず、荷主を含む複数企業が連携した物流効率化に資する取組に対し、物流施設の自動化・機械化に資する機器・システム…
わさびの自動栽培に取り組む「NEXTAGE」が資金調達
2022年7月21日、株式会社NEXTAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEXTAGEは、2019年からわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んでいます。 屋…
D2CブランドやD2Cソリューション事業を通じてファッション業界のDXを推進する「Brandit」が資金調達
2021年12月27日、株式会社Branditは、CRGホールディングス株式会社の子会社であるCRGインベストメント株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Branditは、自社生産…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集