注目のスタートアップ

科学的介護ソフト「Rehab Cloud」を提供する「Rehab for JAPAN」が10億円調達

company

2024年2月16日、株式会社Rehab for JAPANは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド)」や、オンライン介護リハビリサービス「Rehab Studio(リハブスタジオ)」を提供しています。

「Rehab Cloud」は、介護現場の事務作業を低減すると同時に、利用者ごとに最適な目標・運動プログラムを自動提案する機能によりリハビリテーション業務における質や付加価値の向上を実現するサービスです。

2024年4月から、介護請求ソフト「Rehab Cloud レセプト」の提供開始を予定しています。これにより多様な業務の一元管理が可能な介護ソフトへの進化を図ります。

今回の資金は、「Rehab Cloud」のさらなる販売促進、事業拡大に伴う組織拡充、採用強化に充当する予定です。


科学的介護とは、科学的裏付け(エビデンス)にもとづく介護のことです。

厚生労働省は、2021年度の介護保険法改正にあわせ、新たに「科学的介護情報システム(LIFE)」というシステムを構築しました。

このLIFEは、介護サービス利用者の状態や、ケアの計画・内容を入力することでデータベースに蓄積されます。介護事業者はこの蓄積されたデータを活用することで、エビデンスにもとづいた質の高い介護を実施することができます。

Rehab for JAPANが提供する「Rehab Cloud」は、こうした科学的介護の実施をサポートし、同時にデジタル化によって業務効率化を実現するクラウドサービスです。

要介護者は今後も増加することが予測されるため、介護現場では事務作業などの負担軽減や、リハビリ業務の効率化、介護の質向上などがより一層重要となってきます。

「Rehab Cloud」は、こうした介護現場を総合的にサポートするサービスとしてさらなる成長が期待されます。

人手不足が深刻になってきている中、業務効率化は多くの企業で喫緊の課題となっています。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Rehab Cloud Rehab for JAPAN Rehab Studio デイサービス リハビリ リハビリテーション 介護 提案 支援 株式会社 業務効率化 機能訓練 機能訓練業務 現場 科学的介護 自動 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本円ステーブルコインを取り扱う「JPYC」が資金調達
2024年3月25日、JPYC株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、パーソルベンチャーパートナーズ合同会社です。 JPYCは、日本円ステーブルコイン「JPYC」を開発・運営して…
AI医療機器の研究開発や遠隔医療サービスを手がける「AMI」が資金調達
2025年3月24日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタート…
「SCIVAX」と「大日本印刷」が資本業務提携 生産管理を担う合弁会社「ナノインプリントソリューションズ株式会社」を設立
2023年4月3日、SCIVAX株式会社と大日本印刷株式会社は資本業務提携を行い、合弁会社「ナノインプリントソリューションズ株式会社(Nanoimprint Solutions Co., Ltd.)」…
「アーティエンス」が「会議の質を上げて、組織変革を推進する!!社内ファシリテーター育成コース」をリリース
2022年2月17日、アーティエンス株式会社は、新サービス「会議の質を上げて、組織変革を推進する!!社内ファシリテーター育成コース」をリリースしたことを発表しました。 アーティエンスは、教育研修事業や…
腸内細菌叢バンクの構築・腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装・マイクロバイオーム創薬を推進する「メタジェンセラピューティクス」が6億円調達
2023年6月15日、メタジェンセラピューティクス株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2023年4月5日に総額11億円の調達を発表しており、シリーズA総額で1…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集