注目のスタートアップ

クラウド型ワークフローを提供する「kickflow」が5.1億円調達

company

2023年10月26日、株式会社kickflowは、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

kickflowは、クラウド型ワークフロー「kickflow」を提供しています。

中堅・大企業向けのクラウド型稟議・ワークフローシステムであり、組織変更や人事異動に強い、豊富なAPI、洗練されたUI、高度なセキュリティ支援機能などを特徴としています。

今回の資金は、採用の強化や、マーケティングの強化などに充当します。


組織内で意思確認や決定を行う際、情報を文章で整理し関係者に共有し、承認を得るという手法が一般的に用いられます。

この一連のプロセスは通常「ワークフロー」と呼ばれ、組織が成長するにつれて、さまざまな課題が浮上します。とくに、関係者の増加により申請から承認までに必要な時間が延びてしまうことが問題のひとつとされています。

この問題に対処するため、ワークフローはデジタル化が進展しています。大規模な企業では、自社の要件に合致するオンプレミスのシステムを独自に構築する例が多く見受けられました。これらのシステムは業務遂行に不可欠なツールとして機能していますが、一定の運用コストと保守負担がかかるという課題を抱えており、クラウドへの移行が重要なテーマとなっていました。

そして、コロナ禍によって急速に広まったテレワーク環境では、従来のオンプレミス型のシステムでは適切な対応ができず、大企業においてクラウドサービスのニーズが急激に高まったのです。

こうしたなか、kickflowはクラウド型ワークフロー「kickflow」を中堅・大企業向けに提案しています。

大きな組織ではすでに利用しているシステムがあり、それを変更することには大きな労力が伴います。しかし創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、大規模な設備投資のためには資金調達が必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB kickflow クラウド クラウドサービス システム セキュリティ ワークフロー 人事 大企業 株式会社 稟議 組織 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開する「エンジニアのミカタ(旧:無限の始まり)」が5,100万円調達
2023年9月4日、株式会社エンジニアのミカタ(旧社名:株式会社無限の始まり)は、総額5,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エンジニアのミカタは、還元率83%の高還元SES(システム…
介護・福祉領域におけるICT導入・運用の伴走支援を行う「ビーブリッド」が資金調達
2025年6月24日、株式会社ビーブリッドは、総額1億2100万円の資金調達を発表しました。 ビーブリッドは、介護・福祉領域におけるICT導入・運用の伴走支援を行っています。 生産性向上企画から機器・…
「welp」が企業の雇用維持を目的とした出向支援サービス「Ainote」を発表
welp株式会社は、「Ainote(アイノテ)」事業を開始することを発表しました。 「Ainote」は、雇用調整と人材調達の両立を”労働者の在籍出向”により実現するサービスです。 このサービスを利用す…
倉庫のシェア、どこまで進むか 「souco」が4億円調達
株式会社soucoは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約しマッチングするプラットフォーム「souco」…
身体性のあるバーチャル技術を研究開発する「イマクリエイト」が1.8億円調達
2022年10月20日、イマクリエイト株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イマクリエイトは、バーチャル空間内で、現実のように身体を動かすことができる技術の研究開…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集