創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年10月3日令和4年度「空港・港湾における脱炭素化促進事業」

一般財団法人環境優良社普及機構は、令和4年度「空港・港湾における脱炭素化促進事業」について発表しました。
対象事業
空港における脱炭素化促進事業
「要件」
・航空機燃料を活用したAPU(補助動力装置)からGPU(地上動力装置)に切り替えを行う事業であること。
・GPUに切り替えを行うことで、50%以上のCO2排出削減効果が見込まれること。
・応募申請時の事業計画において、本事業により導入するGPUの今後の再生可能エネルギー由来電力やバイオ燃料の活用等による脱炭素化に向けた計画を盛り込むこと。
補助金
上限1億5,000万円・経費の1/2以内。
公募期間
2023年9月26日(火)~2023年10月26日(木)17:00
SDGs(持続可能な開発目標)の推進などにより、さまざまな企業・領域で脱炭素化に向けた取り組みが進められています。
空港はその土地と海外を結ぶ重要な拠点です。航空機という金属の塊を飛ばすためには莫大なエネルギーが必要となるだけでなく、空港や航空機を運営・維持するにも多大なエネルギーを消費しています。
国土交通省の資料「空港分野におけるCO2削減に関する検討会(第1回)」によると、APU(補助動力装置)は、国内空港におけるCO2排出量の7%を占めています。
航空機には、メインエンジンを始動させるために必要な圧縮空気を送る役目と、地上でメインエンジンを作動させる前に必要となる電気を作る役目を担うAPUが搭載されています。
APUを動かすには燃料が必要となり、これがCO2源となっています。
そこで、地上駐機中はAPUを使用する代わりに、再生可能エネルギーなどを利用して地上から電気や空調を供給することができるGPU(地上動力装置)への転換が進められています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | APU GPU 一般財団法人 地上動力装置 環境優良社普及機構 空港 空港・港湾における脱炭素化促進事業 脱炭素化 補助動力装置 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都、一般社団法人東京都信用金庫協会、一般社団法人東京都信用組合協会は、新規事業「地域金融機関による脱炭素化支援事業」を9月2日(月曜日)から開始することを発表しました。 地域金融機関が行う中小企業…
2023年8月10日、渋谷ブレンドグリーンエナジー株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 渋谷ブレンドグリーンエナジーは、カーボンクレジット売買プラットフォーム「日本カーボ…
2024年8月9日、クレアトゥラ株式会社は、総額3億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クレアトゥラは、企業などの脱炭素化の実現に向けて、カーボンプロジェクト開発や、カーボンクレジッ…
2022年6月9日、モルゲンロット株式会社は、鹿島建設株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モルゲンロットは、分散処理コア技術「Excalibur」を中核としたソフトウェア開発力…
2024年10月8日、株式会社JCCLは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 JCCLは、高性能・低コストなCO2分離回収技術の開発・実用化を進める、九州大学発スタートアップです。 今…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…