注目のスタートアップ

買取比較サイト「ヒカカク!」やコレクター向けフリマアプリ「magi」などを手がける「ジラフ」が累計13億円調達

company

2023年8月1日、株式会社ジラフは、累計約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。

第三者割当および借入によりシリーズDラウンドとして2023年3月に2ndクローズ、2023年7月に3rdクローズを実施しました。2022年7月の1stクローズでは約4.1億円を調達しています。

ジラフは、買取比較サイト「ヒカカク!」や、トレカ・スニーカーフリマアプリ「magi」、コレクター向けトレカ専門店「magi」、ポケモンカード専門店「magipoke」、スニーカーショップ「Magi Kicks」などを手がけています。

今回の資金は、各事業の成長のさらなる加速に充当します。


国内で人気となっているトレーディングカード(トレカ)は、プロ野球カードや、ポケモンカード、遊戯王、デュエルマスターズ、MTG(マジック・ザ・ギャザリング)などです。

これらトレカは、購入の際にどのようなカードが入っているのかわからず、さらにレアなカードはその絶対数が少ないため、数多くのコレクターを生み出しています。

さらにトレカはユーザーによるトレードや売買(二次流通)が活発であることも特徴であり、市場に出回らないレアなカードはその価値が上昇します。過去には数億円といった値がついたカードもあります。

近年はスマートフォンの普及に伴いEC(ネット通販)を利用する人が増加しており、これはトレカの領域でも同様です。また、フリマサイトなどでも個人間でトレカを取引する人も増えています。

こうした状況で課題となっているのが、詐欺や偽造品の問題です。

そのため、近年はECや実店舗において、信頼性の高さを売りとする事業者が増加しています。

ジラフのトレカ・スニーカーフリマアプリ「magi」は、トレカやスニーカーの取引において、鑑定サービスを提供する国内の事業者と提携し、高品質な鑑定サービスを提供していることを特徴としています。

また、トレカやスニーカーはその希少性や値段の上がり方から、投機目的で購入する人も存在しており、オルタナティブ投資としても注目が高まっており、今後さらに市場拡大することも予測されています。

事業の拡大には戦略的な資金調達やシナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ サイト トレーディングカード トレカ フリマ 株式会社 比較 買取 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」開発・販売の「APB」が資金調達
2020年6月30日、APB株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、豊田通商株式会社です。 以前の資金調達は2020年3月4日で、総額約80億円を調達しています。 APBは、次世…
「ティ・アイ・エル」がAIボイス・レコーダー・ソリューション「RECORiS」をリリース
2020年6月23日、ティ・アイ・エル株式会社は、「RECORiS」のサービスの提供を開始したことを発表しました。 「RECORiS」は、クローズドな現場を見える化するAIボイス・レコーダー・ソリュー…
無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開する「バリュートープ」が1億円調達
2025年6月6日、バリュートープ株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。 バリュートープは、無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開しています。 アプリから予…
エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」などを提供する「PeopleX」が7.6億円調達
2025年5月26日、株式会社PeopleXは、総額7億6000万円の資金調達を発表しました。 PeopleXは、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」、対話型AI面接サービ…
テレビの視聴質データ提供の「TVISION INSIGHTS」が10億円調達
2020年5月4日、TVISION INSIGHTS株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢「視聴質」をビッグ・データとして取得…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集