創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月10日肌の状態と悩みに合ったスキンケア製品を提案する肌検査サービス「肌フローラカルテ」を運営する「ユーブローム」が3,600万円調達

2023年5月10日、株式会社ユーブロームは、総額3,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ユーブロームは、肌の状態と悩みに合ったスキンケア製品を提案する肌検査サービス「肌フローラカルテ」を運営しています。
検査キットによって肌の状態と菌のバランス(肌フローラ)を取得・解析し、独自技術によって化粧品成分ベースで最適なスキンケア製品を提案するサービスです。
今回の資金は、「肌フローラカルテ」が提案できる製品群の拡充(200種類以上)に充当します。
今後、使用感や香りの有無などの好みを含めた最適なスキンケア製品を提案できるサービスへの成長を目指します。
国内のスキンケア市場は、約1.3兆円という巨大な市場であり、コロナ禍においては外出自粛の影響から市場は縮小したものの、回復が見込まれています。世界的にもスキンケア市場は成長傾向にあり、新興国の消費者の購買力の向上により安定した推移が予想されています。
国内では、基礎化粧品や医薬部外品などスキンケア用品の種類が豊富であり、消費者は自分に合った商品を選ぶことができます。しかし、情報が溢れるなか、自分に本当に合った商品を選ぶことが難しくなっています。
こうした背景から、自身の肌質を可視化したり、スキンケアの効果を確認したりできるサービスのニーズが高まっています。
ユーブロームは、肌の状態と皮膚細菌叢(肌フローラ)の分析により、最適なスキンケア製品を化粧品成分ベースで提案する肌検査サービス「肌フローラカルテ」を展開しています。
皮膚には数多くの常在菌が住んでおり、外的刺激などから守っています。
もしこの菌のバランスが崩れてしまった場合、皮膚のトラブルに発展することが多くあります。そのため、真に皮膚トラブルを解決したい場合は、肌の菌のバランスを整えることが重要であるといわれています。
事業の拡大のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | コスメ スキンケア 化粧品 常在菌 常在菌叢 悩み 株式会社 検査キット 皮膚細菌叢 肌 肌フローラ 肌フローラカルテ 肌検査 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年4月18日、メドメイン株式会社は、総額4億7000万円の資金調達を発表しました。 メドメインは、デジタル病理支援AI搭載クラウドシステム「PidPort」を開発・提供しています。 デジタル病…
2021年10月8日は、Yui support株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 静岡県浜松市で、農業を通じた地方創生事業を展開しています。 具体的には、地産地消を…
2023年11月14日、株式会社Nature Innovation Groupは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、前澤化成工業株式会社です。さらに、今回の資金調達により累計調達額は約…
2025年1月20日、株式会社ANSeeNは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ANSeeNは、静岡大学の技術である化合物半導体放射線センサーの製造技術をコアとして、2011年に設立…
2023年4月20日、株式会社eMindは、東北大学大学院医学系研究科による「てんかんスマート医療共同研究講座」において、eMindは2023年4月からてんかん患者向けに「eMind for Medi…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…