「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」

subsidy

厚生労働省は、「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」において、2023年4月1日付で、支給要件の変更、電子申請への対応、その他の変更を行い、支給要項・申請様式を改正したことを発表しました。

「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」は、雇用機会が特に不足している地域等の事業主が、事業所の設置・整備を行い、あわせてその地域に居住する求職者等を雇い入れる場合、設置整備費用や対象労働者の増加数に応じて助成金を交付するものです(1年毎に最大3回支給)。

主な変更内容

・生産性要件の廃止
・支給額の変更

主な受給要件

【1回目の支給】
受給するためには、次の1~4の要件をいずれも満たすことが必要です。

1. 同意雇用開発促進地域等の事業所における施設・設備の設置・整備及び、地域に居住する求職者等の雇い入れに関する計画書を労働局長に提出すること。
2. 事業の用に供する施設や設備を計画期間内に設置・整備すること
3. 地域に居住する求職者等を計画期間内に常時雇用する雇用保険の一般被保険者または高年齢被保険者としてハローワーク等の紹介により3人(創業の場合は2人)以上雇い入れること
4. 事業所における労働者(被保険者)数の増加
 設置・設備事業所における完了日における被保険者数が、計画日の前日における数に比べ3人(創業の場合は2人)以上増加していること

【2回目・3回目の支給】
2回目および3回目を受給するためには、次の1~3の要件をすべて満たすことが必要です。

1. 被保険者数の維持
 被保険者について、第2回目の支給基準日(完了日の1年後の日)および第3回目の支給基準日(完了日の2年後の日)における数が、完了日における数を下回っていないことが必要です。

2. 対象労働者の維持
 前述の要件を満たして雇い入れられた対象労働者について、第2回目および第3回目の支給基準日における数が、完了日における数を下回っていないことが必要です。

3. 対象労働者の職場定着
 完了日以降に事業主都合以外の理由による離職者が発生した場合、一定の範囲で補充が認められますが、第2回目および第3回目の支給基準日までの離職者の数は、完了日時点の対象労働者の1/2以下、または3人以下である必要があります。


「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」は、求人の少ない過疎地域などに新たな事業所を設置したりして雇用機会を創出した事業者を支援する助成金制度です。

地方では、少子高齢化と東京一極集中により、人口減少とそれに伴う税収減が大きな課題となっています。

地方創生においては、自治体・地元企業・スタートアップ・関係者などが協力してさまざまな取り組みを進めています。

そのなかでも重要なテーマが雇用創出です。魅力的な雇用を増加させることで地元での就業者を増加させ、都市から地元に戻るUIJターン就職などを生み出すことができるからです。

また近年はコロナ禍によって東京一極集中のリスクが顕在化し、リスク分散のために本社・本社機能を首都圏から地方へと移転させる企業が増加していることから、過疎地域への注目も高まっています。

事業所の新設や、増改築、創業を考えている事業者は、こうした過疎地域なども候補のひとつであることをぜひ覚えておいてください。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 創出 助成金 地域 地方 補助金 雇用
詳細はこちら

地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族経営で家族に給料を払うとどうなる?個人事業主・法人の違いと節税方法を徹底解説
【2026年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オーガニック農作物の生産・加工・販売などを手がける「蓮葉果紅」が5000万円調達
2025年12月30日、非営利株式会社蓮葉果紅は、5000万円の資金調達を発表しました。 蓮葉果紅は、オーガニック農作物の生産・加工・販売や、会員施設・貸農園・農業体験農園の運営、農業教育・⾷育・幼児…
「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):2次締切」の補助事業者が採択
2024年5月8日、中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):2次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年3月29日…
企業・自治体・大学などと連携してコワーキングスペースを展開する「ATOMica」が資金調達
2025年6月6日、株式会社ATOMicaは、資金調達を発表しました。 調達総額、資金使途、今後の展望については、今夏予定のファイナルクローズと併せた発表を予定しています。 ATOMicaは、多種多様…
【東京都】「地域特性に着目したファッション産業振興事業」補助金
東京都は「地域特性に着目したファッション産業振興事業」について発表しました。 東京の街全体でファッションを盛り上げる雰囲気を醸成し、幅広い層へ東京のファッションの魅力を発信することにより、パリやミラノ…
「デジタル化・AI導入補助金」
「デジタル化・AI導入補助金」のご案内です。 業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたITツール等の導入費用を支援する補助金です。 2026年度(令和8年度)は、かつての「IT導入補助金」が…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳