創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月24日非認知能力とテクノロジーにより生徒の成長支援を行うアカデミックアドバイスソフトウェア「Edv Path」を提供する「Edv Future」が9,000万円調達

2023年3月23日、Edv Future株式会社は、総額9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Edv Futureは、アカデミックアドバイスソフトウェア「Edv Path(エデュパス)」を提供しています。
学力テストでは測定できない非認知能力に着目し、生徒のアンケート回答をもとに見えない学力を可視化・数値化し、データとして蓄積することで、最適なカリキュラムとコーチングを提案するサービスです。
今回の資金は、人材採用の強化などに充当します。
非認知能力とは、学力テスト・知能テストで測定・指標化し認知できる能力である認知能力「以外」の能力のことです。
非認知能力には、問題解決力、協働力、コミュニケーション力、主体性、自己肯定感、創造性、探究心、共感性などさまざまな能力が該当します。
この非認知能力は、ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・J・ヘックマンら研究チームが、社会的リターンをもたらしている要素は、学力テスト・知能テストで評価されてきた認知能力ではなく、それ以外の能力、つまり非認知能力であり、この能力を幼児期から育成することの重要性を経済学の立場から示したことで世界的に注目されました。
国内においては、2020年度からスタートした新学習指導要領の「育成すべき資質・能力」の1つに「学びに向かう力、人間性等」が含まれたことで非認知能力への注目が高まっています。
一方で、非認知能力は数字として可視化することが難しい能力であり、その能力についても抽象的であることから、公的な教育機関で取り扱うことが困難であるという課題があります。
Edv Futureは、非認知能力を可視化・数値化する「Edv Path」により、教育機関での非認知能力を軸とした教育を支援しています。
企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Edv Future エデュパス カリキュラム コーチング サポート テクノロジー 可視化 学生 成長支援 提案 支援 教育 教育機関 数値化 株式会社 生徒 資金調達 非認知能力 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年4月23日、株式会社Archedaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Archedaは、衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングソリューショ…
2021年12月1日、Space BD株式会社は、総額10億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 衛星打ち上げサービスや、国際宇宙ステーション(ISS)での実験サービス、宇宙機器調達…
2020年2月14日、株式会社Scalarは、資金調達を実施したことを発表しました。 分散型台帳ソフトウェア「Scalar DLT」を開発しています。 分散データベース・ソフトウェア「Scalar D…
子ども向けオンラインライブ授業のプラットフォーム事業で注目されているのが、前田智大さんが2020年8月に設立した株式会社Minedです。 日本は、国としての義務教育制度が徹底されており、国民の3大義務…
2021年8月18日、株式会社HYPERITHMは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 暗号資産のウェルスマネジメント(富裕層向け総合的な資産管理)サービスや、私募での暗号資産のレ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…