注目のスタートアップ

自宅出張トリミングサービスを展開する「ホームトリマー」が2,800万円調達

company

2022年12月20日、株式会社ホームトリマーは、総額2,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ホームトリマーは、自宅出張専門のトリミングサービス「ホームトリマー」を展開しています。

数十名の登録トリマーから、犬種・状態・飼い主の情報によって最適にマッチングするシステムを導入しています。

2022年12月現在、関東エリアでサービスを展開しています。2023年は全国展開を目指します。

国内ではペット全体の飼育頭数は減少傾向にあるものの、ペット市場自体は微増傾向にあります。

とくにペットも家族の一員であるという意識の高まりからか、プレミアムペットフードやペット向け医療・保険など、ペットの健康を意識した市場が拡大しています。

トリミングとは、飼い犬の毛をカットし綺麗に整えることです。

見た目を綺麗にするだけでなく、伸びすぎた毛を整えることで衛生的に保つためにも実施されます。

また、犬の毛は伸び過ぎると肉球に挟まって滑りやすくなり怪我につながってしまう可能性があるほか、夏場は熱中症のリスクを高めることから、トリミングによって毛を整えることが重要となっています。

トリミングは飼い主自らが行うほか、トリミングサロンや動物病院などでも行うことができます。

サロン・動物病院のほうが高品質なトリミングができ、飼い犬の状態なども正確に把握することができます。

一方、サロンや動物病院を苦手としている犬や高齢の犬はこうしたサロン・動物病院を利用することが難しいことから、訪問型のトリミングサービスのニーズがあります。

さらにホームトリマーは、訪問型であればサロンの家賃や広告宣伝費を削減でき、その分をトリマーの報酬に還元できると考え、自宅出張専門のトリミングサービスを展開しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ トリマー トリミング ペット ホームトリマー 出張 株式会社 自宅 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IT分野における実行支援を中心としたコンサルティングやシステム開発などを展開する「Trigger」が「NSD」からの出資受け入れ
2022年10月3日、Trigger株式会社は、株式会社NSDからの出資を受け入れたことを発表しました。 Triggerは、IT分野における実行支援を中心としたコンサルティング、システム開発、運用サポ…
アフリカで電動モビリティ(電動二輪車)事業を展開する「Dodai」が300万米ドル(約4.5億円)調達
2024年3月13日、Dodai Group, Inc.は、300万米ドル(約4.5億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Dodaiは、日本人が経営し日本のVCが出資する米国企業です。 アフ…
企業向けリスク・データベースの提供などの「KYCコンサルティング」が資金調達
2020年5月12日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、西武しんきんキャピタル株式会社です。 KYCコンサルティングは、企業向けリスク・データベースの…
ロボットの高度自律型遠隔制御システム(HATS)開発の「キビテク」が6,840万円調達
2020年9月18日、株式会社キビテクは、総額6,840万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ロボットの高度自律型遠隔制御システム(HATS)の開発と、ロボット用制御ソフトウェアの受託開発を行…
定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営する「アドレス」が資金調達
2022年12月6日、株式会社アドレスは、株式会社ボルテックスへの第三者割当増資と、株式会社静岡銀行からの新株予約権付融資により資金調達を実施したことを発表しました。 また、サービス産業生産性協議会が…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集