注目のスタートアップ

「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを行う「ボルテックス」が「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」により資金調達

company

2022年11月25日、株式会社ボルテックスは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」により20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ボルテックスは、「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを展開しています。

「区分所有オフィス」では、主要都市の商業地にある中規模ビルをフロアごとに分譲するものです。

この「区分所有オフィス」を活用し、顧客の問題解決として新たな不動産戦略を立て、企業価値・事業継続性の向上に貢献しています。

今回の資金は、東京都新宿区西新宿八丁目で開発を進めている新築オフィスビル「VORT西新宿NEX」(環境に配慮した賃貸用オフィスビル)の事業資金として全額充当します。

企業では、事業を継続していくため、製造工場、倉庫、駐車場、社員寮など不動産を保有・賃借していることがあります。これをCRE(Corporate Real Estate:企業不動産)といいます。

不動産は保有しているだけで維持費・税金などのランニングコストがかかります。

そのため、企業不動産が適切に活用されている場合は問題ありませんが、保有しているから仕方なく利用している、もしくは保有しているのに利用していないという場合には、貸し出して賃料収入を得る、売却する、別の不動産に変更するなど、企業不動産をより効果的に活用することが必要となります。

企業価値の向上という観点から企業不動産を見直し、不動産投資の効果を最大化させる経営戦略のことをCRE戦略といいます。

ボルテックスは、今後もニーズが高いままだと考えられる主要都市の商業地にある中規模ビルを、フロアごとに分譲した「区分所有オフィス」で提供することで、本業とは独立した収益源を企業に提案しています。

企業経営では先を見据えた資金・経営資源の運用・管理が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CRE CRE戦略 SDGs オフィス オフィスビル コンサルティング ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型) ボルテックス 株式会社 資産形成 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ネットでサービスを売れる個人ブランド支援サービスを運営する「MOSH」が22.5億円調達
2025年2月5日、MOSH株式会社は、総額22億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOSHは、ネットでサービスを売れる個人ブランド支援サービス「MOSH」を運営しています。 サー…
リアルタイム風況観測を行うドップラーライダーを開発・製造する「メトロウェザー」が8.5億円調達
2025年7月29日、メトロウェザー株式会社は、総額8億5000万円の資金調達を発表しました。 メトロウェザーは、リアルタイム風況観測を行うドップラーライダーの開発・製造を行っています。 また、各種ニ…
企業のメンタル・ヘルス課題を解決するクラウド・サービス提供の「メンタルヘルステクノロジーズ」が2.4億円調達
2020年4月27日、株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 働き手のメンタル・ヘルス予防のためのクラウド・サービス「ELPISシリーズ…
Web3スキャム(詐欺)防止ツールを提供する「KEKKAI」が5,000万円調達
2023年2月22日、株式会社KEKKAIは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KEKKAIは、NFTとFT詐欺、盗難防止ツール(ブラウザ拡張機能)「KEKKAI」を提供して…
アフリカ農村部の水問題解決を目指す「Sunda Technology Global」が5,000万円調達
2023年10月27日、株式会社Sunda Technology Globalは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sunda Technology Globalは、アフリカ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集