創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月20日「愛知銀行」「愛知キャピタル」が消防点検の依頼・管理サービス「スマテンBASE」などを展開する「スマテン」に出資
2022年10月14日、株式会社愛知銀行と、投資専門子会社の愛知キャピタル株式会社は、「あいぎんベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合(金しゃち)」を通じて、株式会社スマテンに出資を実行したことを発表しました。
スマテンは、消防点検の依頼・管理サービス「スマテンBASE」と、消防点検者向けアプリ「スマテンUP」を提供しています。
「スマテンBASE」は、消防設備点検をはじめ、建物に関する10の法令点検管理を依頼・管理できるサービスです。
対象の点検・調査は、消防設備点検、防火対象物点検、防火設備点検、特定建築物定期調査、建築設備定期検査、非常用自家発電設備点検、キュービクル点検、空調フロン点検、貯水槽設備点検、エレベーター点検です。
建物ごとの状況をWeb上で一元管理できること、煩雑な作業は専任コンシェルジュが担当するため、オペレーションが大きく削減されることなどを特徴としています。
—
マンションやビルなどの建物には、消防法や建築基準法により、特定周期の点検が義務づけられており、これを法令点検といいます。
法令点検にはさまざまな種類があり、点検の頻度は半年に1度、1年に一度、3年に1度などとバラバラであり、適切に点検が実施されていない場合は罰金・拘留といった罰則があります。
そのため建物の管理者は、法令点検の適切な実施と管理が必要となりますが、管理する建物がおおくなるにつれ、業務に大きな負担がかかります。
また点検業者への依頼・やり取りはアナログであることも多く、業者ごとにその方法も違うため、エリアにまたがって複数の建物を管理し、複数の業者に依頼する場合は、さらに大変な業務となります。
スマテンは、こうした法令点検にまつわる非効率を改善するため「スマテンBASE」を提供しています。
さらには、点検業者に対してはデジタルツールの提供や、仲介業者を挟まない依頼の構造を確立し、業務効率化や収益の向上に貢献しています。
非効率的な業務はどのような業界にも存在します。こうした業務を効率化することで、大きく経営が改善することもあるため、サービスやシステムの利用・導入は非常に重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期のサービスの導入について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | スマテン スマテンBASE スマテンUP 建物管理 株式会社 法令点検 消防 点検 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年1月29日、クイッキン株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宿泊施設向けの非接触型のチェックイン機能をベースにした基幹システム「aiPass(アイパス)」を…
2023年1月18日、HIRAKUホールディングス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 奈良県生駒市・大阪府四條畷市を拠点に、運動療育特化放課後等デイサービス「kaika」、学習支援特化…
2020年4月24日、プランティオ株式会社は、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、野菜を育てる人と野菜が欲しい人をつなぐプラットフォーム「grow SHARE(グロウ…
2022年12月16日、イームズロボティクス株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イームズロボティクスは、国産ドローンの開発・製造・販売や、ドローンを活用したソリューション…
2021年11月15日、株式会社ランドデータバンクは、株式会社マネーコミュニケーションズと業務提携契約を締結したことを発表しました。 ランドデータバンクは、建設業界向けの立替・決済サービスを提供してい…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…