注目のスタートアップ

「コシック」が1.1億円調達 フォトリアルな3DCGを作成できるクラウド「COSICフォトスタジオ」β版をローンチ

company

2022年10月17日、株式会社コシックは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、メタバース写真撮影クラウド「COSICフォトスタジオ」β版をローンチしたことも併せて発表しました。

「COSICフォトスタジオ」は、3DCGに関する専門知識や専用のワークステーション不要で、テンプレート機能を使うことで誰でも簡単に3DCGを作成し、写真のようにリアルな(フォトリアルな)画像を撮影できるサービスです。

さらに、空間プランニング機能により、自由に部屋や空間を構築できます。重さ・大きさの制約がないため、自由に表現できます。

レンダリングはクラウドレンダリングであるため、グラフィックボードを搭載していないPCでも、高速にレンダリングが可能です。

これにより、最短10分でひとつの空間を構築し、撮影まで完了することができます。

今後、動画制作機能や、サイトに埋め込める3Dビュワー機能、AR機能など、3Dアセットを活用した機能を今年中に開発する予定です。

プロダクトのPR・マーケティングでは、商品を魅力的に撮影した写真を使用することがよくあります。

高品質な写真を撮るには、ロケ場所やスタジオの手配が必要となります。

コロナ禍ではチームが集まって撮影することが難しくなり、これまで以上に実際の撮影から、フォトリアル3DCGを使った撮影が利用されるシーンが増えています。

さらにフォトリアル3DCGは、開発途中で実物がない場合でもイメージ写真を撮ることが可能であるため、プロダクトをつくる前に顧客に訴求するクラウドファンディングや不動産などでよく活用されています。

「COSICフォトスタジオ」は、フォトリアルな3DCGを利用したプロダクト写真の撮影を内製化できるサービスです。

通常、3DCGの作成・撮影は制作会社に依頼することになりますが、内製化することでこの委託料の削減と、スピーディな作成・撮影を実現できます。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 3DCG 3Dパース PR フォト フォトスタジオ フォトライク フォトリアル マーケティング ローンチ 写真 商品撮影 広告 広告写真 株式会社 物撮り 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

システム開発事業の「H.S.P」が日本初のNFT美術館を展開する「一般財団法人NFT鳴門美術館」と提携
2021年10月13日、株式会社H.S.Pは、一般財団法人NFT鳴門美術館と事業提携したことを発表しました。 H.S.Pは、資金調達から開発運営までワンストップでサポートする、アプリ・Web・システム…
AIを用いた不正検知サービス・サイバーセキュリティサービスを提供する「ChillStack」が資金調達
2024年9月12日、株式会社ChillStackは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約3.5億円となりました。 ChillStackは、不正経費自動検知クラ…
「創業手帳」によるセミナー「キャッチコピーの作り方講座」が1/20に開催 受講者募集中
創業手帳株式会社は「キャッチコピーの作り方講座」を2021年1月20日(水)に開催することを発表しました。 「キャッチコピーの作り方講座」は、キャッチコピー=伝わる文章だと捉え、伝わる文章を書くための…
ライブ配信によって求職者にアピールできる採用サービス「BUIVER」がリリース
2021年2月22日、株式会社BUIVERは、「BUIVER(ビーバー)」を2月にリリースすることを発表しました。 「BUIVER」は、企業がライブ配信によって求職者に対して自社の魅力や、仕事内容、仕…
コンテンツプロデュース事業などを展開する「Minto」が資金調達
2022年5月10日、株式会社Mintoは、総額約6億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社カカオピッコマと資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。 Min…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集