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2022年9月30日マーケティングSaaS「MicoCloud」を提供する「Micoworks」が6億円調達

2022年9月30日、Micoworks株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。
直近では、2022年2月9日に約12億円の資金調達を発表しています。
LINE公式アカウント立ち上げから戦略策定、施策改善までをサポートするマーケティングSaaS「MicoCloud」を開発・提供しています。
LINE公式アカウントから得られる顧客データの一元管理、アンケートや行動に応じた属性管理や顧客の興味・感心に合わせた配信・ナーチャリングなどを実現します。
2022年8月末時点で導入企業は約500社、導入アカウント数は750を突破しています。
現在はLINEを起点にサービスを提供していますが、年内にInstagramにも対応し、将来的にアジアへと本格的に進出する予定です。
今回の資金は、新規プロダクトの開発、「MicoCloud」の機能拡充のための開発体制の増強に充当する予定です。
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近年、BtoCビジネスにおけるマーケティングでは、顧客それぞれの特色を踏まえた提案などを行うパーソナライゼーションが注目されています。
パーソナライゼーションが注目されている理由は、市場が成熟し商品・サービス自体では差別化が図れなくなってきたこと、インターネットの普及により顧客自身で情報を収集し商品を比較検討するようになってきたこと、テクノロジーによって顧客情報の収集・分析が高度化したことなどが挙げられます。
このような背景から、企業は顧客に選んでもらえるような商品・サービスを提供するだけでなく、購入までの体験を創出するものとしてパーソナライゼーションが活用されています。
LINEは、MAU(月間アクティブユーザー数)が約8,900万人おり、日本の人口の70%以上をカバーするという圧倒的に利用されているSNSです。
その利用率だけでなく、1対1のコミュニケーションであることや、メッセージの開封率が高いことから、顧客との接点として大きく注目されています。
プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。とくにSNSマーケティングはリアルな顧客の声を聞けることが大きなメリットです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。
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