創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年7月28日症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」などを提供する「Ubie」が35億円調達
2022年7月27日、Ubie株式会社は、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Ubieは、症状検索エンジン「ユビー」、AI問診サービス「ユビーAI問診」、事前Web問診サービス「ユビーリンク」を提供しています。
「ユビー」は、近隣の医療機関などの医療情報を調べられる症状検索エンジンです。
いくつかの質問に応えることで、関連する病気や対処法、適切な診療科、近所の病院・クリニックを調べられるサービスです。
また、回答結果は医療機関に連携されるため、診察がスムーズに進みます。
「ユビーAI問診」は、紙の問診票の代わりにスマートフォンやタブレットを使った問診票です。これにより電子カルテ記載に伴う事務作業が大幅に削減されます。
「ユビーリンク」は、生活者・患者と医療機関をデータ連携する事前Web問診サービスです。
今回の資金は、製薬企業向け事業の人員増強に充当します。
—
病院の経営課題のひとつに集患(集客)があります。
病院は医療サービスを提供しなくては収益があげられないため、安定した経営を続けていくには集患が必要となります。
また、2022年10月から、医療費の窓口負担が1割だったものが、後期高齢者の一部の負担が2割に引き上げられることになります。
これにより来院する高齢者が減少することが考えられるため、さらに集患が重要となっています。
集患施策としては、チラシなどの配布、広告、ポータルサイトへの登録、予約システムの整備、オンライン診療の導入、ホームページの整備、SNSでの情報発信などが考えられます。
「Ubie」は、月間500万人(2022年7月時点)の患者が利用する症状検索エンジンです。自分の症状にあった近くの医療機関を探すために利用されています。
病院クリニックは無料でこの「Ubie」に掲載できるため近隣患者への認知度を向上させることができます。
また患者が回答した結果(事前問診)を確認することができるため来院した患者への対応も効率化できます。
プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。「冊子版創業手帳」では、SNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI Ubie エンジン ユビー ユビーAI問診 医療 医療機関 情報 株式会社 症例 症状検索 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年2月17日、株式会社アクティベートラボは、資金調達を実施したことを発表しました。 身体障害者が障害部位で繋がるSNS「OpenGate」運営や、障害者雇用コンサルティング事業を展開しています…
2022年8月16日、株式会社CureAppは、カーライル(本社:米国ワシントンD.C.)からマイノリティ出資を受け、戦略的提携を発表しました。 カーライルによる投資額は約70億円です。 CureAp…
2022年3月29日、株式会社Meta Earthは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Meta Earthは、オンラインゲームの経済圏を拡大させることで本物のメタバースを実現するこ…
2023年2月14日、株式会社Vookは、ピクスタ株式会社と資本業務提携を開始したことを発表しました。 Vookは、映像制作ナレッジ共有サービス「Vook(ヴック)」を軸に、映像スクール「Vook S…
2022年2月10日、Non Brokers株式会社は、「チョク買い」をローンチしたことを発表しました。 「チョク買い」は、仲介⼿数料無料で家を購⼊できる不動産購入プラットフォームです。 全国の不動産…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…