注目のスタートアップ

代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway」を運営する「ハイウェイ」が1.2億円調達

company

2022年7月21日、株式会社ハイウェイは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ハイウェイは、代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway(ハイウェイ)」を運営しています。

パートナー企業とSFA/CRMにある営業データを安全に共有し、共同マーケティング・共同営業に必要なデータの統合・分析や、担当者同士のコミュニケーション業務などを支援するサービスです。

データの安全な共有・分析では、グローバルで注目されているアカウントマッピングという技術を用いています。

今回の資金は、プロダクト開発と組織体制の強化に充当します。

コロナ禍により、従来の足で稼ぐ営業から、デジタルを活用したインサイドセールス(内勤営業)への転換が大きく進みました。

インサイドセールスでは、従来の属人的な営業活動・営業組織から脱却するため、CRM(顧客関係管理)、SFA(営業支援システム)、MA(マーケティングオートメーション)といったツールが積極的に利用されています。

一方で、こうした営業支援ツールはひとつの組織で運用することを前提に設計されているものが多く、代理店などとの共同営業のための機能を搭載しているツールはそう多くはありません。

代理店営業とは、自社の商材を他社に依頼して販路拡大を目指す営業手法です。本社のある首都圏エリアは自社で営業し、その他のエリアは代理店を活用するといった企業も見受けられます。

「Hiway」は、こうした代理店などのパートナー企業とのCRM/SFAにあるデータの共有・分析を実現し、共同営業を支援するツールです。

営業は、企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM SaaS SFA コミュニケーション データ パートナー マーケティング 代理店 共有 分析 営業 支援 株式会社 統合 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

無人型スマートパーキングサービス「Smooth Parking」を開発する「Smooth」が1000万円調達
2025年6月17日、株式会社Smoothは、総額1000万円の資金調達を発表しました。 Smoothは、無人型スマートパーキングサービス「Smooth Parking」を開発しています。 IPカメラ…
制御性T細胞を用い免疫療法を開発する「レグセル」が5.5億円調達
2022年4月26日、レグセル株式会社は、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レグセルは、制御性T細胞(Treg細胞)の活用により、自己免疫疾患治療、移植免疫、癌免疫等に…
「ノストライフ」が従業員のパフォーマンス向上を実現するポジティブヘルスに軸足を置いた「オンライン相談室」をリリース
2023年1月31日、ノストライフ株式会社は、「オンライン相談室」のサービスをリリースすることを発表しました。 「オンライン相談室」は、すべての従業員を対象とするポピュレーションアプローチにより、ポジ…
Web3事業をマーケティングの観点から支援する「Pacific Meta」が1.5億円調達
2022年11月16日、株式会社Pacific Metaは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pacific Metaは、Web3事業をマーケティングの観点から支援してい…
製造業向けAIセールスプラットフォームを提供する「monolyst」が資金調達
2025年7月1日、monolyst株式会社は、資金調達を発表しました。 monolystは、製造業向けAIセールスプラットフォーム「monolyst(モノリスト)」を提供しています。 自動で商品マス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集