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シェアサロン「SALOWIN」を展開する「サロウィン」が5億円調達

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2022年7月14日、サロウィン株式会社は、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、ニッセイ・キャピタル株式会社です。

サロウィンは、技術売上80%還元のシェアサロン「SALOWIN」を展開しています。

2022年7月現在、所属美容師300名、全国25店舗となっています。

所属希望美容指数や出店希望エリアの増加により、渋谷エリアを中心とした都心部への集中出店や、沖縄・北海道といった地方主要都市へのさらなる出店の拡大を計画しています。

美容師免許を持つ人は全国に120万人いますが、実際に美容師として働いている人は全体の40%といわれています。また離職率の高い業界であることも知られており、働き方の改革が求められています。

美容師の離職率が高い理由としては、拘束時間が長いことや、体力・精神的にハードであること、低水準の給料などが挙げられます。

美容業界では、新卒でサロンに入社。アシスタントとして働きながらレッスンを行い、数年後にスタイリストとなります。その際に、そのサロンでスタイリストとして継続して働くか、転職を行います。その後、スタイリストとして技術を確立していき独立するというキャリアが一般的となっています。

最終的に独立を選ぶのは、自分で働き方を決められるということが大きいのですが、開業後1年以内に廃業してしまうサロンが約60%にものぼるということもあり、独立して成功することが困難であるという課題もあります。

そこで近年注目されているのが、フリーランスとしての働き方です。

フリーランスの美容師は、サロンの一角を貸してもらい自分の裁量で仕事を行う「面貸し」といった方法や、サロンとの業務委託契約で働くという方法が主流となっています。

近年はここにフリーランスに仕事環境を提供するレンタル専用のサロンであるシェアサロンが登場し高い注目が集まっています。

従来までサロンの立地や認知度は集客にとって重要な要素でしたが、SNSを活用することでスタイリスト自身にファンがつき、シェアサロンでも仕事を行っていくことが可能となっています。

サロンは美容師が仕事をするために必要ですが、起業家が仕事をするためにはオフィスが必要となります。シェアオフィスやコワーキングスペースを利用する手もありますので、そのほかのオフィス形態と比較検討するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、これらのオフィスを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

カテゴリ 有望企業
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