注目のスタートアップ

障害者支援者向けのオンライン研修サービス「Special Learning」運営の「Lean on Me」が8,050万円調達

company

2022年3月2日、株式会社Lean on Meは、総額8,050万円の資金調達を実施したことを発表しました。

障害者支援者向けのオンライン研修サービス「Special Learning」を運営しています。

3分程度の短い動画を700以上揃えており、職員・管理職などが、日常の業務・支援現場でつまづいた際やスキマ時間に、自分に必要な教育コンテンツを選んで学習することができます。

新人・非常勤、中間管理職、幹部クラスなど、様々な立場に向けたコンテンツを用意していることも特徴としています。

2022年3月現在、全国の知的障害者事業協会など、1,400以上の施設に導入されています。

今回の資金は、マーケティングや、研修コンテンツの拡充、機能開発などに充当されます。

eラーニングサービスは、利用者の好きな時間に学習を行えることから、社内研修や社会人の自発的な学習に最適です。

また新型コロナウイルスの影響により非接触でのサービスが求められているのもあり、eラーニングサービスのニーズも高まっています。

Lean on Meは、社会福祉法人や障害者を積極的に雇用する企業向けに、障害者を支援する上で必要となる知識を学ぶことができるeラーニングサービス「Special Learning」を提供しています。

SDGs(持続可能な開発目標)の推進もあり、障害者などこれまで社会から阻害されがちだった人びとに対する価値観も変化してきています。

社会の変化にあわせ、この領域でビジネスを展開する企業にも投資家の目が向けられるようなってきており、今回のLean on Meの資金調達は、多様性の包括の実現を目指すスタートアップにとって注目の案件といえるでしょう。

企業を成長させるには人材の教育も必要です。eラーニングだけでなく、読書も効率的な学習方法のひとつです。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ eラーニング 学習 教育 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中高生向け情報・プログラミング学習サービス「ライフイズテック レッスン」などを提供する「ライフイズテック」が資金調達
2024年9月30日、ライフイズテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、「八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合」(株式会社八十二銀行子会社の八十二インベストメント…
パーソナル・ジム「REAL WORKOUT」運営の「WORKOUT」が資金調達
2019年12月9日、株式会社WORKOUTは、資金調達を実施したことを発表しました。 パーソナル・ジム「REAL WORKOUT」を運営しています。 2019年12月現在、関東地域を拠点にグループ2…
アート専門のWebマガジンなどを運営する「KAMADO」が資金調達
2022年9月28日、株式会社KAMADOは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スタートアップスタジオの株式会社ガイアックスです。 KAMADOは、アート専門のWebマガジンの運営や、…
調達・購買業務向けクラウドサービスを提供する「Leaner Technologies」が15億円調達
2024年10月25日、株式会社Leaner Technologiesは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Leaner Technologiesは、ソーシングDXクラウド「リー…
医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」などを提供する「Holoeyes」が4億円調達
2023年8月29日、Holoeyes株式会社は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Holoeyesは、医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」、同じ3Dホログラムを複…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集